自分の健康に自信があった
まだ若かったこともあり、自分の体は健康だと信じて過ごしてきました。社会人になり、会社の制度で初めて婦人科検診を受けることになりました。体調に違和感はなく、軽い気持ちで受診していたのですが、検診後に精密検査が必要だとわかり、その余裕は一気に消えました。
精密検査の結果、突き付けられた現実
精密検査の結果、子宮頸がん(子宮の入口にできるがんで、初期は自覚症状がほとんどないことが多い病気)と卵巣腫瘍(卵巣にできる腫瘍の総称で、良性・境界悪性・悪性などがあり、小さいうちは自覚症状が出にくいことが多い)が見つかったと、医師から検査の結果を伝えられたのです。驚きと戸惑いで、頭が追いつきませんでした。
早期発見だったからこそ
突然のことに不安はありましたが、検査の結果、子宮頸がんは早期の段階で、卵巣腫瘍についても早い段階で見つかったと説明を受けました。医師の説明を聞くうちに、早く見つかったことで、体への負担を抑えられる可能性があるのだと知り、少しずつ落ち着きを取り戻しました。
もし検診を受けていなかったらと思うと、怖さと同時に受診してよかったという思いも湧いてきました。
まとめ
これまで体調に問題がないと感じていたため、自分は大丈夫だと思い込んでいました。しかし、自覚症状がなくても体の中で変化が起きていることがあるのだと、身をもって知る体験となりました。検診は不安があるときだけではなく、自分では気付けない体の変化を知る大切な機会なのだと実感しました。
医師による解説:症状がなくても検診が大切な理由
自覚症状がなくても、婦人科の病気が見つかることがあります。特に子宮頸がんは、症状のない段階で検診が役立つ代表的な病気です。しかしながら、すべての婦人科疾患が検診で見つかるわけではないため、症状がある場合は検診ではなく診察を受けることが大切です。
子宮頸がんは初期症状に乏しい
子宮頸がんは、前がん病変や初期の段階では自覚症状がほとんどないことがあります。そのため、体調に違和感がないから大丈夫とは言い切れません。検診で異常を指摘された場合は、精密検査で詳しく確認することが大切です。
卵巣腫瘍も無症状のことが多い
卵巣腫瘍は、良性・境界悪性・悪性などに分けられ、初期には症状が出にくいため、検診や別の検査をきっかけに見つかることもあります。大きさや種類によって、経過観察や治療方針は異なります。
検診は変化に気付くきっかけ
検診は、症状がない段階で異常の有無を確認するための大切な機会です。特に子宮頸がん検診は、自分では気付きにくい前がん病変や初期の変化を見つけるきっかけになります。
一方で、不正出血や下腹部痛など症状がある場合は、検診ではなく診療として婦人科を受診することが重要です。結果に不安がある場合も、自己判断せず、医師の説明を受けながら次の対応を考えましょう。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:早川 潤先生(早川クリニック 院長)
著者:神谷りこ/20代女性・会社員
イラスト:はせがわじゅん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
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