先輩に誘われて説明会へ
当時、寮で暮らしていた私は、寮の先輩たちがジェットバスを販売しているという話を耳にしました。寮に住む人たちに声をかけているようで、周囲でもその話題が出るようになっていました。
私は、最初からその話には関わらないつもりでいました。高額なものを勧められるのではないかという不安もあり、「絶対にその手には乗らない」と心に決めていたのです。
ところが、仲良くしてくださっていた先輩からも声がかかり、その流れで私も説明会に行くことになりました。本当は気が進みませんでしたが、先輩との関係もあり、泣く泣く参加することにしました。
講師の言葉に心を動かされて購入
説明会では、講師の方が商品の魅力や使う人への思いについて話していました。最初は警戒していた私でしたが、話を聞いているうちに、だんだんと気持ちが動いていきました。
そのころの私は、祖父母に何か喜んでもらえるものを贈りたいという思いもありました。講師の言葉に感動したことも重なり、「祖父母へのプレゼントにしよう」と考え、ジェットバスを1台購入することにしたのです。
購入したときは、自分なりに良いものを選んだつもりでした。人に喜んでもらえる商品だと信じていて、疑う気持ちはあまりありませんでした。
友人に勧めるようになって気付いたこと
その後、今度は「誰かに勧めてほしい」と依頼されるようになりました。私は商品の良さを信じ切っていたため、友人にも勧めるようになりました。
しかし、あとになって、それがいわゆる「ねずみ講」のような仕組みだったのだと気付きました。自分では良いものを紹介しているつもりでしたが、友人からすれば、突然商品を勧められて戸惑ったかもしれません。
そのことに気付いたとき、私はとても怖くなりました。知らないうちに大切な友人との関係を壊してしまうところだったのです。おいしい話には、思わぬ裏があることもあるのだということを、この経験から痛感しました。
まとめ
華やかに見える世界や成功しているように見える人にも、それぞれの事情ややり方、置かれた環境があるのだと思います。人の言葉に流されるのではなく、自分に合った幸せな人生を選んでいくことの大切さを、20歳のころの苦い経験を通して学びました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:鈴木良子/50代女性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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