いつもの頭痛だと思っていたら
その日、私は朝から強い頭痛と吐き気を感じていました。
最初はいつもの片頭痛のようなものだと思い、暗い部屋で横になって様子を見ることにしました。これまでにも頭痛が起こることはあったため、「少し休めば落ち着くかもしれない」と思っていたのです。
ところが、時間がたつにつれて症状はどんどん悪化していきました。
手足のしびれと歩きにくさ
次第に手足のしびれを感じ、真っすぐ歩くことも難しくなってきました。
自分でも「これはいつもの頭痛とは違う」と感じ、不安が一気に大きくなりました。その様子を見た同居していた友人が慌てて救急車を呼んでくれ、私は病院へ救急搬送されることになりました。
救急搬送後、病院ではさまざまな検査がおこなわれました。そして医師から「髄膜炎(ずいまくえん/脳や脊髄を覆う膜に炎症が起こる病気で、発熱や強い頭痛、吐き気・嘔吐などが見られることがある)の疑いがあります」と告げられたのです。
突然の入院で止まった日常
その後、点滴や痛み止めによる治療が始まりました。私は意識がもうろうとした状態のまま、入院することになりました。
突然の入院だったため、大学の授業やアルバイトの予定も調整する必要がありました。体調への不安だけでなく、周囲に負担をかけてしまったという申し訳なさもあり、胸がいっぱいになったことを覚えています。
治療が進むにつれて症状は少しずつ落ち着いていきましたが、退院までには約1週間を要しました。元の生活に戻るまでにも時間がかかり、「体調を崩すと、日常のすべてが止まってしまうのだ」と実感しました。
まとめ
この経験を通して、私は自分の体の変化を軽く見てはいけないのだと痛感しました。健康は努力だけで完全に守れるものではありません。それでも、「いつもと違う」と感じたときに、その違和感を見過ごさないことは大切なのだと思います。今では普段と違う不調に不安を感じたときは、早めに医療機関へ相談するよう意識しています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:菊池大和先生(医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長)
著者:綾地餃子/20代女性・主婦
イラスト:あさうえさい
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
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