焦った私は夫に相談することに。しかし、返ってきたのはどこか他人事のような態度でした。それどころか、「俺は働いているから何もしなくていい」「日中子どもの面倒を見てゴロゴロしているお前とは違う」と強く主張してくる始末……。
実際は毎日怒涛の忙しさなのに、その苦労はまったくわかってもらえません。仕事復帰後はもっと育児に向き合ってほしいと思っているのですが、先が思いやられます。
やむなく育休延長……すると夫は?
その後、職場復帰を見据えて上司と1時間ほどのオンラインミーティングをおこなうことに。落ち着いて話をしたかったので、夫には前々から「娘をお願いしたい」と頼んでいました。
それなのに、夫は平然と自分の予定を入れてしまいました。「テレビを見せておけばいい」「ダメなら義母を呼べばいい」と簡単に言いますが、どれも現実的ではありません。私と義母の折り合いが良くないことを知っているくせに……本当に腹が立ちました。
ミーティング自体はなんとか乗り切ったものの、肝心の保育園は全滅のまま。「仕事、どうしよう……」と焦り、夫に育休延長を視野に入れていることを話した矢先、信じられない言葉が飛んできました。
「は? 寄生虫を続けるってこと?」
耳を疑う私に、夫はさらに追い打ちをかけます。「一度ぐうたらを覚えるとダメだな」「頑張るのは俺だけか」
悪びれる様子もなく吐き捨てられた暴言に、驚きや怒りを通り越して、ただただ呆れてしまいました。
夫の本心を知った私は…
さらに夫は、「育休を延長した挙句に仕事を辞めるようなことがあれば、別居したい」と言い出しました。養育費さえ払えば文句を言われず、好きな生活ができると思っているようです。
夫の本心を知り、私はあ然としました。私と娘は、夫にとって一体何なのでしょうか。
結婚相手に私を選んだ理由も、「自立していて自分に迷惑をかけなさそうだったから」と笑って話す夫……。それを聞いた瞬間、虚しさと共に「ここが潮時だ」と悟りました。
1週間後、私は娘を連れて家を出ました。テーブルの上に、離婚届と指輪を置いて……。
その後送られてきたメッセージを見ても、なぜこんな結果になったのか、夫は理由をまるでわかっていない様子。「働けと言ったから出て行った」と思っているようですが、そんなことくらいで家を出るわけがありません。
これまで何を言っても家事・育児を手伝わず、口ばかりだった夫。それどころか、頑張る私に対して文句や嫌みを重ねてきました。そんな生活にもう限界だったのです。
夫に離婚の意思を示したところ
私の意思が「離婚一択」だと知り、夫は驚きを隠せないようでした。何度も直接の話し合いを求めてきましたが、二人きりで話すつもりはなく、間に入ってもらう手続きを進めました。
そもそも夫は自分1人で家族を養っている気でいましたが、私だって育休中で手当は出ています。「これからは家事をする」と言い出しましたが、今さら信用できるはずもありません。一から教える手間やストレスを考えても、やはりやり直す選択肢はありませんでした。
その後、なんとか離婚が成立。夫は今になって深い後悔と反省をしているようですが、もう遅すぎるのです。
その後無事に保育園が決まり、私は職場復帰を果たすことができました。これからは娘とふたりで幸せになることだけを考えて、前向きに頑張っていこうと思います。
◇ ◇ ◇
子どもは夫婦ふたりの大切な存在だからこそ、育児や将来のこともふたりで支え合い、向き合っていくべきですよね。
一度失ってしまった信頼や関係は、後から後悔しても取り戻せません。パートナーの存在や努力を当たり前と思わず、日ごろからお互いへの感謝と思いやりの気持ちを言葉にして伝え合いながら過ごしていきたいものですね。
【取材時期:2026年6月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。