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赤ちゃんはいつからソーセージが食べられる?

この記事では、保育士であり、離乳食インストラクター協会代表の中田馨さんが赤ちゃんがいつからソーセージが食べられるのかについて紹介しています。塩分や添加物が少ないものを少量であれば9~11カ月ごろ(離乳食後期)からOKですが、無理にたべさせなくてもいいそうです。

ソーセージ

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田 馨です。今日はお弁当の定番で、手軽に食べることができるソーセージについてお話しします。赤ちゃんはいつからソーセージを食べられるようになるのでしょうか?

 

肉加工品は塩分が多い

やわらかくて赤ちゃんも食べやすそうなソーセージですが、赤ちゃんにはできるだけ食べさせないほうがいい食材の1つです。

 

その理由は「塩分が多い」「脂肪分が多い」「添加物が含まれている」の3つ。ソーセージを含めた、ベーコン、ハム、焼き豚などの肉加工品すべてが当てはまります。これらは内臓の機能が未発達な赤ちゃんに負担をかけてしまいます。

 

食べるなら9~11カ月ごろ(離乳食後期)から

では、いつから食べられるのでしょうか? 食べるのであれば、9~11カ月ごろ(離乳食後期)からにしましょう。無理に食べさせなければいけないものではありませんので、下記のポイントに気をつけてあげてみてくださいね。

 

食べさせるときの4つのポイント

少量にする

塩分や添加物が少ないものを選び、少量だけにしましょう。野菜と和える、スープの風味づけに使うなど、ほんの少し使う程度にとどめましょう。

 

ゆがく(下茹でする)

幼児期までは、火を入れましょう。炒めるのではなく、ゆがきましょう。ゆがくことで、塩分、脂肪分を少し減らすこともできます。

 

味付けはしない

たとえば、スープに入れる場合も、ソーセージから風味が出ているようであれば、あえて調味料で味付けしなくてもOKです。

 

たまに食べるようにする

頻繁には食べないようにしましょう。しっかりと味がついた食べ物は、大人もそうですが、もっともっと欲しくなるものです。「ソーセージは週に1回だけ」「特別な日だけ」などお家のルールを決めるといいですね。

 

 

わが家の話。小学6年生と2年生の子どもがいますが、今でもソーセージが食卓に上がるのは月に1・2回。私はたいてい野菜炒めに使うのですが、ソーセージを使うときは味付けをしません。それでも子どもたちは満足して食べています。加工肉は日持ちもして手軽なので、使いやすいです。でも、特に離乳食期は加工されていないお肉(鶏・豚・牛)で離乳食を作ることをおすすめします。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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