「えっ、ウソ……」新婚旅行で深夜に消えた夫。探した先で見た光景と、義両親を凍りつかせた最高の土産話

結婚して半年。待ちに待った新婚旅行ということもあり、共通の趣味である温泉旅行を計画していた私は、数日前からすっかり浮かれていました。ところが、夫の様子がなんだかおかしいのです。出発前には不自然に「うちの両親も一緒に連れて行こうよ」と提案してきたり、いざ出発してからも、移動中はスマホばかり気にして上の空だったり……。
このときはまだ、まさかこの日の深夜、あんな出来事が起きるなんて思いもしませんでした。
消えた夫
旅館に着いてからは、夫もおいしい夕食や露天風呂を満喫している様子。すっかり安心した私は、旅の疲れも手伝って早めに眠りにつきました。
ふと目が覚めると、時刻は深夜2時。隣にいるはずの夫の布団は、なぜか空っぽでした。スマホを見ると、1時間前に「喉渇いたから自販機行ってくる」と夫からLINEが。しかし、いくらなんでも自販機にしては遅すぎます。お風呂にでも入りに行っているのかと、少し心配になった私は浴衣の上に旅館の羽織を引っかけ、そっと部屋を出ました。
薄暗い廊下を抜けて自販機コーナーに向かいましたが、やはりそこに夫の姿はありません。すると、ふと奥にある非常階段の踊り場から、ひそひそと話し声が聞こえてきました。
探した先で…
「ほんとに来ちゃった。奥さんにバレないかな?」甘えたような女性の声。それに答えるのは、間違いなく私の夫でした。「バレないって。結婚なんてただの世間体だし、あっちはそのためのカモフラだからさ」「お前が出張でこっちに来るって言うから、新婚旅行の行き先をここにしたんだ」夫の口から飛び出した、信じられない言葉。
一瞬、耳を疑いました。えっ、ウソ……その女性は誰……? 心臓が激しく鳴り、頭の中が真っ白になります。私は震える手でスマホを取り出し、証拠として残すためにそっと録画を始めました。暗がりで姿までははっきり映りませんでしたが、夫の声と相手の女性との会話は十分に記録されていきました。
「あーあ、親も呼べばよかった。あいつの相手を押し付けて、もっと一緒にいられたのに」出発前のあの不自然な提案は、私の相手を義両親に任せて、自分が不倫相手と遊ぶためだったのです。
決定的な証拠を手にした私は、足音を立てずに部屋へ戻りました。裏切られた喪失感の中で、その夜はどうしても眠れませんでした。それでも、このまま泣き寝入りするわけにはいかないと、布団の中で私は静かに心を決めたのです。
義両親への土産話
旅行から数週間後。私たちは、買ってきたお土産を渡すため義実家を訪れていました。「今回は特別に良い温泉を選んだんだよ! 今度は父さんたちも一緒に行こうよ。親孝行したいしさ。あと、これ、夫婦円満のお土産。二人にはいつまでも仲良くいてほしいし、俺たちもそれを見習っていきたいって意味でさ」夫が笑顔で包みを渡した瞬間、私は静かにスマホを取り出しました。
「……あれ? 私とは少し認識が違うみたいですね。お義母さん、私からの『お土産』も見ていただけますか」
私が再生した動画には、夫が別の女性に「妻との結婚はカモフラージュだ」と話す姿が映っていました。
「な、なんだよこれ……!」顔面蒼白になる夫。しかし、それ以上に激怒したのは義両親でした。自分たちまでもが不倫のダシに利用されようとしていた事実を知り、義父の怒りが爆発。「親孝行だと!? 自分たちが遊ぶために我々を利用しようとしてたんじゃないのか!?」親にまで完全に見放され、夫は縮み上がって一言も発することができませんでした。
未練ゼロの新たなスタート
パニック状態の義実家のリビングで、私は立ち上がり、バッグからあらかじめ記入しておいた離婚届を取り出しました。「あとは弁護士を通して連絡しますね。それでは、失礼いたします」と深く一礼して義実家を後にしました。
実はこの数週間の間に、あの動画や夫のクレジットカード明細などをもとに探偵へ調査を依頼したところ、不倫相手の素性もしっかりと特定できていたのです。彼女も既婚者だったため、弁護士を通して不倫相手の自宅宛てに確実に慰謝料請求の内容証明を送りました。その郵便物をきっかけに相手の旦那さんにもバレてしまい、不倫相手の家庭も大モメのようです。
一生を誓ったパートナーを裏切り、周りまで騙して不貞を楽しもうとした代償は、きっちり払ってもらうことになりました。すべてを清算した私は今、とても清々しい気持ちで新しいスタートを切っています。
◇ ◇ ◇
夫婦の信頼関係を踏みにじる行為は、決して許されるものではありません。過去を清算し、新たな一歩を踏み出した彼女の未来が、たくさんの笑顔と幸せで溢れることを心から願っています。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
1つ目のエピソードでは、新婚旅行中に夫が部屋を抜け出し、不倫相手と密会していました。妻はそこで「結婚はカモフラージュ」という夫の本音を聞いてしまうのでした。
続く2つ目のエピソードでは、結婚式を挙げたばかりの女性のもとに、夫から「俺、パパになるんだな」というメッセージが届きます。身に覚えのない妊娠報告に戸惑う女性。問い詰めると、夫は元カノとの関係を認め、「跡取り」を理由に妻を切り捨てようとして……。
「俺もパパかぁ!」え?なんの話?夫から謎LINE→夫「ごめん間違えた!」後日、判明した真相は

結婚して間もなく、つい先日結婚式を挙げたばかりだった私。幸せの絶頂にいると信じていたあの日、夫から届いた一通のメッセージが、私の人生を根底から覆しました。
愛するパートナーの裏切り、そして信じがたい身勝手な言い分――これは、泥沼の愛憎劇の果てに、私が本当の自尊心を取り戻すまでの闘いの記録です。
「本当か? 妊娠したって……!」
「俺、パパになるんだな。うれしいよ……!!」
夫からそのメッセージが届いたとき、私は病院から帰宅し、自宅のリビングで夕食の準備をしていました。体調が悪くて受診したものの、結果はただの過労でした。画面に表示された「妊娠」という二文字に、思考が一時停止します。
私たち夫婦の間に、まだ子どもはいません。心臓が早鐘を打ち始める中、続いて「おなかの子のこと考えたらワクワクして眠れそうにないよ!」という追撃のメッセージが届いたのです……。
誤爆から発覚した夫の裏切り
私は震える指で返信を送りました。
「……え? 妊娠?」
「おなかの子って……え?」
すると、夫は急に焦ったような様子を見せ始めました。私の反応がおかしいと気づくやいなや、「いや、違う! 友だちの話でさ……!」「感情移入しすぎて『俺がパパ』みたいに打っちゃった!」などと、支離滅裂な言い訳を並べ立ててきたのです。
でも、私たちはつい先日結婚式を挙げたばかり。普段から「友人付き合いは面倒」と言い、休日に誰かと会うこともほとんどない人でした。そんな夫が、誰かの妊娠話でここまで浮かれるでしょうか。私が「誰の話? 名前は?」と重ねると、夫は一瞬返信を止めたあと、「今それどころじゃない、会議に入る!」とだけ送り、それきりやり取りを終わらせたのです。
義母からの祝福と深まる疑惑
夫の態度に不信感を募らせてから数日後――。
今度は義母から明るい声で電話がかかってきました。
「ねえ、変なことを聞くけど……あなた、妊娠したの?」
突然の問いに、私は息をのみました。
「……いえ。私、妊娠していません」
電話口が一瞬、静まり返ります。
「やっぱり……。ごめんなさい、驚かせたわね」
義母は少し間を置いて、事情を話し始めました。
「この前、あなたたちの家に顔を出したとき、あなたは体調が悪くて病院に行っていたでしょう? 息子と二人で待っていたら、あの子が席を外したの。テーブルに置きっぱなしだったスマホが光って……画面にLINEの通知が出たのよ」
「画面に『妊娠』『跡取り』って文字が見えて……。あなたが病院に行っていたから、てっきりその報告だと思って、私……」
その言葉を聞いた瞬間、私の中でピースが最悪の形で噛み合いました。夫の裏切りは、私への誤爆だけでなく、すでに義母の知るところとなっていたのです。
私は、夫から届いた誤爆メッセージの件を正直に話しました。すると義母は、短く息をのんでから、低い声で言いました。
「……母親として情けない。でも、もし浮気相手の子どもなら、私は絶対に許さない。親としても突き放すしかないわ」
こうして私は、義母という強力な味方を得て、夫との対決を決意したのです。
開き直った夫と勝ち誇る元カノの身勝手な言い分
その日、帰宅した夫を問い詰めると、彼は観念したように、しかし驚くほど悪びれることなく真実を吐露しました。
浮気相手は、結婚前から関係が続いていたという元交際相手でした。
「元カノとは、正直ずっと切れてなかったんだ」
「あっちに子どもができた以上、跡取りとして彼女を選ぶのが自然だろ」
「……悪いけど、そういうことだから」
耳を疑うような言葉が淡々と並びます。私は震えましたが、夫はさらに追い打ちをかけました。
「俺は社長の息子だ。跡取りができた以上、俺はあいつとやり直すことに決めた。悪いけど、荷物をまとめて出ていってくれ」
つい先日の結婚式で「一生守る」と誓ってくれた凛々しい夫の顔は、どこにもありませんでした。私の目に映っていたのは、自分の欲求を満たし、保身に走ることしか考えていない、まるで別人のような夫の姿でした。
数日後、夫の元カノを名乗る女性から連絡が入りました。彼女は最初から私を「もう終わった相手」扱いするような口ぶりで、言葉の端々に見下しがにじんでいました。
「驚いた? でも、もう隠す意味もないから言うね。私、妊娠したの」
「あなたたち、どうせ離婚するんでしょ。これからは私と彼で話を進めるから」
不貞行為による妊娠を、まるで自分の立場を有利にする“材料”のように振りかざす彼女。私には、他人の家庭を壊したことすら勝ち誇っているように見えました。怒りより先に、冷めた気持ちが広がっていきました。
けれど彼女はまだ知りません。彼女が切り札だと思っている「妊娠」と「不貞行為」こそが、彼女の望む未来を一番遠ざけることを。
「……残念ですが、あなたが思っているようにはいきませんよ」
義母から聞いた話では、義父はすでに夫に「後継候補から外す方向で考えている」と告げたそうです。会社のほうでも今後の扱いを見直す動きが出ていて、近いうちに結論が出る見込みだ、と。
「不倫するような息子に、会社は継がせられない」――義父はそう言っているそうです。
元カノの声色は、そこで露骨に変わりました。
「……は? そんなの聞いてない!」
「じゃあ、どうするの? 私と子どもは……」
さっきまでの強気が消え、焦りだけが残っていました。
私はすでに弁護士から、既婚者だと知っていたかなどの状況によっては、不倫相手にも責任を問える場合があると説明を受けていました。だから私は、それ以上は話さずにこうだけ告げました。
「今後の連絡は弁護士を通します。事実関係を整理したうえで、必要な請求はします」
そう言って、電話を切りました。
因果応報と新たな一歩
自業自得としか思えない状況に追い込まれた夫が、「やり直してくれ」と泣きついてきたのは、それからしばらくしてのことでした。
後継候補から外れたことを知った元カノに、「金にも地位にもならない男に用はない」と捨てられたそうです。職場でも居場所がなくなったらしく「頼れるのはお前しかいないんだ」と私にすがってきました。
その姿は、滑稽でした。かつての愛情は、もうみじんも残っていません。私は義母に紹介してもらった弁護士を通じ、淡々と離婚手続きを進めました。
義両親、特に義母は最後まで私の味方でいてくれて、「本当にごめんなさい。これからは幸せになってね」と背中を押してくれました。
その後――。
夫からの度重なる復縁要請は突っぱねて、私たちは離婚。弁護士を通して条件を詰め、元夫とは離婚と同時に慰謝料・財産分与について合意。不倫相手の女性についても、状況を整理したうえで、示談という形で慰謝料を受け取りました。
人づてに聞いた話ですが、元夫は私への支払いに加えて、子どもの養育費も含めた取り決めがあるらしく、決してラクではない生活を送っているようです。元カノとその子どもは、元夫とは一緒には暮らしていないとも聞きました。
◇ ◇ ◇
信じていたパートナーから「不要な存在」として扱われ、一方的な都合で切り捨てられそうになったときの絶望感は、筆舌に尽くしがたいものでした。それでも私が立ち上がれたのは、義母という意外な協力者の存在と、何より「自分の尊厳は自分で守る」という覚悟を持てたからです。
今回いちばん救われたのは、義母が私の話を信じてくれたことでした。嫁だからではなく、一人の人間として向き合ってくれた。そのおかげで、私は変に抱え込まずに前へ進めました。だから私は、引っ張られそうになる日があっても、目の前の生活を大事にしていきます。
いかがでしたか?
今回は、新婚早々に夫の裏切りを知った女性たちが、証拠を押さえ、自分の尊厳を守るために決断するエピソードをご紹介しました。
幸せな新婚生活が始まったと思っていた妻を、“表向きの妻”のように扱い、裏では別の女性との関係を続けていた夫たち。新婚旅行を不倫相手との密会に利用したり、不倫相手の妊娠を理由に妻を切り捨てようとしたりする行動は、夫婦の信頼を大きく壊すものです。
結婚は、世間体や都合のために相手を利用するものではありません。信じていた相手に裏切られたときは、ひとりで抱え込まず、証拠を残しながら信頼できる人や専門家に相談し、自分の尊厳を守る選択をしていきたいですね。