体調に大きな変化はなく、いつも通りの日々を過ごしていたみなさん。産婦人科へ向かう日、夫と散歩がてらスーパーへ出かけると、帰り道に突然足がフラつき、倒れ込んでしまいます。その場にいた女性に自宅まで送ってもらいますが、帰宅後、急な吐き気に襲われ、救急車で総合病院へ搬送されました。
病院に到着すると、そのまま意識を失い、2週間眠ったままに。目を覚ますと、赤ちゃんは緊急帝王切開で無事に生まれた一方、自身は「くも膜下出血」を起こし、右目を失明していると告げられます。
受け止めきれない現実…妻を支えたのは







「もうひとつ、高次脳機能障害の診断も出ています」
みなさんは医師から、くも膜下出血の影響で、記憶力や注意力などに障害が残っていると説明されました。
日常生活にも支障が出る可能性があると知り、「そんな……」と頭が真っ白になるみなさん。ショックで落ち込むなか、看護師の「無理せず、ゆっくりいきましょう」という言葉に支えられていました。
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高次脳機能障害は、くも膜下出血などによって脳がダメージを受けたことで、記憶力や注意力、物事を計画して進める力などに障害が生じる状態です。症状は人によって異なり、外見からはわかりにくいこともあります。
突然の病気や、その後に残る症状を受け止めるには、時間がかかることもあるかもしれません。ひとりで抱え込まず、医療スタッフや周囲の人の力を借りながら、焦らず少しずつ向き合っていけるといいですね。
監修:天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)
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