教えてくれたのは…株式会社ロイヤルオートサービス"中の人"

・株式会社ロイヤルオートサービス スズキアリーナ松本村井店 O・N店長
株式会社ロイヤルオートサービスは、車に関するあらゆる相談に寄り添い、地域の安心・快適なカーライフを支えている会社です。
今回は、スズキアリーナ松本村井店で日頃からお客様のカーライフをサポートしているO・N店長に教えていただきました。
①夏の車トラブル最多!突然エンジンがかからない「バッテリー上がり」

夏のロードサービス出動理由で、ダントツの1位を誇るのがバッテリートラブルです。
原因はずばり、猛暑に欠かせない「エアコン」のフル稼働。
エアコンは車の中でも電力消費が大きい装備のひとつです。設定温度を下げたり、風量を強くしたりするたびに、バッテリーへの負担は大きくなります。
さらに危険なのが「観光地の大渋滞」。
車のバッテリーは走ることで「オルタネーター(発電機)」が回り、充電される仕組みです。しかし、渋滞でノロノロ運転になるとエンジンの回転数が上がらず、発電量が減ってしまいます。
「発電量は少ないのに、エアコンはMAX」。
この状態が続くと、電力を使い果たしてバッテリーが上がってしまうことがあるのです。
見逃さないで!バッテリーからの「SOSサイン」
次のような兆候を感じたら、お出かけ前に自動車整備工場で点検を受けましょう。
・エンジンのかかりが悪くなった
・ヘッドライトや室内灯が、いつもより暗く感じる
・パワーウィンドウの動き(上下動)が遅い
②真夏の車内で突然「冷えない」……命にも関わるエアコンの不調

真夏の車内温度は約50℃、直射日光が当たるダッシュボード付近は70~80℃にもなることがあり、まさにオーブン状態です。
そんな環境でエアコンが突然壊れてしまうと、熱中症の危険もあり、最悪、命に関わります。
「最近、なんとなくエアコンの効きが悪いなぁ……」とだましだまし乗っていると、旅行当日の「一番暑い日」に突然まったく冷えなくなる……なんてことも。
また、エアコンをつけた時の「嫌な異臭」も要注意のサインです。
原因は、空気を冷やす装置やエアコンフィルターにたまったホコリやカビ、花粉など。フィルターが詰まると、臭いだけでなく風量も落ちてエアコンの効きが悪くなり、燃費の悪化につながることもあります。
エアコンフィルターの交換目安は、一般的に「1年、または走行距離10,000km」。
前回の交換がいつか分からない方は、一度専門家に見てもらうと安心ですよ。
③高速道路で突然「バン!」夏に怖いタイヤのパンク・バースト

夏の熱せられたアスファルトは、想像以上の高温です。
タイヤの空気圧が低いままで高速道路を走ると、タイヤが波打つように変形して猛烈な熱を持ちます(ヒートセパレーション現象)。
その熱に耐えきれなくなったタイヤは、最終的に激しく破裂(バースト)してしまうことがあります。
時速100km近い高速走行中のバーストは、大事故に直結する非常に危険なトラブルです。
主な原因は、空気圧不足や荷物の載せすぎ(過積載)。
そしてもう一つ、夏場に注意したいのが「スタッドレスタイヤの履き潰し」です。
ゴムが柔らかいスタッドレスタイヤは摩擦熱を持ちやすく、夏場に履き続けるとバーストのリスクを高める原因になるとされています。
お出かけ前の点検で、夏のドライブをもっと安心・快適に
せっかくの夏休み。家族や友人、大切な人との時間を笑顔で過ごすためにも、お出かけ前の「ちょっとした事前点検」を忘れずに。
ぜひ安全・快適なドライブで、夏の思い出を楽しんでくださいね!