出産予定日が近づくにつれて血圧が高くなり
妊娠中は、健診のたびに病院で血圧を測っていました。最初のころは特に問題なかったのですが、出産予定日が近づくにつれて、少しずつ血圧が高くなっていきました。
食事にも気を付けていたつもりでしたが、血圧は高くなるばかりでした。高血圧の診断基準に近い数値が続き、不安を感じながら過ごしていました。
予定より早く破水し、病院へ
そんな中、予定より早く破水し、病院へ向かうことになりました。ところが、病院に着いてもなかなか陣痛が来ず、子宮口も開きにくい状態でした。
医師から説明を受け、子宮口をやわらかくして開きやすくする目的で、腟内に入れる薬を使うことになりました。使用から9時間ほどたったころに陣痛が始まり、その約5時間後に、無事に赤ちゃんを出産しました。
出産後、医師から告げられたこと
出産を終えてほっとしたのもつかの間、医師から妊娠高血圧症候群(妊娠20週以降、分娩後12週までに高血圧が見られる場合などを指す状態)だったと診断されました。
妊娠中から血圧が高くなっていたことは気になっていましたが、出産後に改めて病名として告げられると、急に現実味が増しました。
医師からは、今後の健康管理についても説明を受けました。それをきっかけに、食生活や運動などの生活習慣について、夫婦で話し合うようになりました。
2人目を考える中で悩むように
私は今、2人目の妊娠についても考えています。けれど、医師から妊娠高血圧症候群は次の妊娠でも注意が必要になる場合があると聞き、簡単には決められない気持ちになりました。
もちろん、2人目を望む気持ちはあります。それでも、自分の体のことや、妊娠中に起こるかもしれない体調の変化やリスクを考えると、慎重にならざるを得ません。
まとめ
今回の出産を通して、妊娠中や産後の体の変化は、自分が思っている以上に慎重に受け止める必要があるのだと気付きました。無事に出産できたから終わり、というわけではなく、その後の健康管理も大切なのだと感じています。2人目については夫とも話し合いながら、医師に相談しつつ、今後のことを考えていきたいと思っています。
医師による解説:産後も続く血圧管理の大切さ
妊娠高血圧症候群は、出産後も血圧や体調の経過を確認することが大切です。特に産後しばらくは症状の変化に注意し、次の妊娠を考える際も早めに医師へ相談しましょう。
産後も血圧の経過確認を
妊娠高血圧症候群は、妊娠20週以降から産後12週までに見られる高血圧性疾患の総称です。出産後に血圧が落ち着くこともありますが、産後もしばらくは血圧や体調の変化に注意が必要です。頭痛、目のチカチカ、強いむくみ、息苦しさなどがある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
次の妊娠前に相談を
妊娠高血圧症候群を経験した人は、次の妊娠でも再び血圧管理が重要になることがあります。また、将来的に高血圧や心血管疾患のリスクが高くなることも知られています。2人目の妊娠を考える際は、妊娠前から医師に相談し、血圧、体重、生活習慣、必要に応じて内科的な管理も含めて確認しておくと安心です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:早川 潤先生(早川クリニック 院長)
著者:桂葉子/30代女性・主婦
イラスト:はせがわじゅん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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