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【やってたら本当にやめてーー!】“空調のプロ”が警告「エアコンの故障につながる」室外機のNG行動→え!カバーは逆効果!?

エアコンの室外機は、置き場所や周囲の環境によって、運転効率に影響が出ることがあります。

「暑そうだから水をかける」「日よけのためにカバーで覆う」といった、よかれと思ってしていることが、かえってエアコンに負担をかけてしまうことも。

今回はTECサービスさんに、室外機の正しい設置環境や、やってはいけない暑さ対策、室外機カバーの選び方について教えていただきました。

 

教えてくれたのは…"空調のプロ"株式会社TECサービス

 

空調

 

  • 株式会社TECサービス 代表取締役 寺脇 貴浩(てらわき たかひろ)さん

高校卒業後、航空自衛隊や物流業界での勤務を経て、空調設備業界へ転身。資格取得後に独立し、2009年に株式会社TECサービスを設立しました。

 

現在は、業務用エアコンの設計・施工・保守・修理を中心に、省エネ設備の提案やフロンガスの適正管理にも取り組んでいます。

 

また、業界団体の認定講師として、技術者の育成にも携わっています。

 

 

室外機のまわり、どのくらい空ければいい?

 

空調

 

室外機の吹き出し口や吸い込み口のまわりには、エアコンが効率よく運転できるよう、機器ごとに定められた設置スペースを確保する必要があります。

 

では、具体的にどのくらいのスペースを空けておけばよいのでしょうか。

 

必要な距離は機種によって異なる

必要なスペースは、室外機の機種や設置条件によって異なるため、一律に「何cm以上」と決められているものではありません。

 

各製品の据付説明書や施工要領書に記載されている必要なスペースを確認することが重要です。

 

特に、一戸建てやアパート、マンション、団地などの狭く囲われたベランダでは注意が必要です。排熱がうまくできる場所に設置できるよう、工事業者に相談しましょう。

 

狭いベランダでは、排熱の逃げ道に注意

室外機の周囲に十分なスペースが確保されていない場合、吸い込みや吹き出しが妨げられ、熱交換効率が低下することがあります。

 

その結果、冷暖房能力の低下や消費電力の増加につながる可能性があります。

 

また、長期間その状態で運転を続けると、圧縮機(コンプレッサー)など主要部品への負担が大きくなる場合もあります。

 

室外機の近くに置くとNGなものは?

 

空調

 

室外機のまわりに何気なく置いているものが、空気の流れを妨げてしまうこともあります。

 

特に、ベランダや庭に室外機を設置している場合は、周囲の環境にも気を配りましょう。

 

植木鉢や植物を吸い込み口・吹き出し口の近くに置く

植木鉢や植物を室外機の近くに置く際は、吸い込み口や吹き出し口をふさがないよう注意が必要です。

 

植物などによって空気の流れが妨げられるだけでなく、落ち葉や枝が内部に入り込む可能性もあります。

 

花壇の中に室外機を設置している家庭もあるため、植物が成長して吸い込み口や吹き出し口をふさいでいないか確認しておきましょう。

 

その暑さ対策、逆効果かも!室外機で避けたいこと

 

空調

 

暑い日には、室外機そのものもかなり熱くなります。「水をかけて冷やした方がいい?」「日よけに覆っても大丈夫?」と迷うこともありますよね。

 

ここからは、室外機の暑さ対策として避けたいことを見ていきましょう。

 

NG①室外機へ自己判断で水をかける

室外機の熱交換器を水で冷やすことで、一時的に放熱を助け、冷房効率の向上につながる場合もあります。

 

ただし室外機には電気部品もあり、水をかける場所や方法を誤ると不具合につながるおそれがあります。また、井戸水などは水質によって付着物が残り、性能低下につながる可能性も。

 

自己判断で室外機に水をかけるのは避け、必要な場合はメーカーや専門業者に確認しましょう。

 

NG②室外機に濡れタオルを載せる

室外機の上に濡れタオルを載せる方法は、おすすめできません。

 

冷房運転中の室外機は、室内から運んできた熱を屋外へ逃がしています。タオルがずれて吸い込み口や熱交換器部分をふさいでしまうと、空気の流れが妨げられ、うまく放熱できなくなる可能性があります。

 

また、タオルから滴った水が内部に入り込み、部品の劣化につながるおそれもあります。

 

濡れタオルを使った暑さ対策は避けましょう。

 

NG③室外機全体をアルミシートで覆う

同様に、室外機全体をアルミシートなどで覆う方法も避ける必要があります。

 

室外機は周囲の空気を取り込み、熱を排出することで効率よく運転しています。そのため、カバーなどで覆うと熱交換が妨げられ、冷房能力の低下や消費電力の増加につながる場合があります。

 

室外機の温度上昇を抑えたい場合は、吹き出し口や吸い込み口をふさがないこと、周囲の風通しを確保することが大切です。

 

直射日光が当たる場合は、空気の流れを妨げないよう、適切な日よけを設置するとよいでしょう。

 

室外機カバーはどう選ぶ?失敗しない4つのポイント

 

空調

 

室外機の日よけなどに便利な室外機カバーですが、選び方を間違えるとかえって放熱を妨げてしまうことがあります。

 

どのようなものを選べばよいのか、ポイントを確認していきましょう。

 

ポイント①吸い込み口・吹き出し口をふさがない

室外機カバーを選ぶ際に最も大切なのは、空気の通り道を確保することです。

 

デザイン性を重視するあまり、室外機全体をすっぽり隠すような形状を選ぶと、吹き出し口や吸い込み口まで囲ってしまい、放熱を妨げるおそれがあります。

 

室外機全体を囲ったり、吹き出し口や吸い込み口をふさいだりする形状は避けましょう。

 

なるべく風がそのまま抜ける、斜め格子などの形状がおすすめです。

 

※製品によって必要なスペースや使用できるカバーが異なるため、メーカーの説明書を確認し、対応する純正品がある場合はそちらを選ぶのも一つの方法です。

 

ポイント②簡易カバーは上面だけを覆うタイプにする

100円ショップなどで販売されている簡易的なカバーを使う場合も、注意が必要です。

 

これまで述べてきたとおり、室外機には吸い込み口と吹き出し口の風の通り道が欠かせません。

 

そのため、直射日光による室外機の温度上昇を抑える目的で使用する場合は、上面だけを覆うタイプなど、吸い込み口や吹き出し口をふさがないものを選びましょう。

 

ポイント③素材と固定方法も確認する

室外機カバーは、素材や固定方法にも注意しましょう。

 

TECサービスさんによると、木製のものは腐食して壊れた際に熱交換器を傷つける可能性があるため、避けた方がよいとのことです。

 

また、カバーが動いたり倒れたりしないよう、適切に固定することも大切です。

 

室外機は「風の通り道」をふさがないことが大切

 

室外機の暑さ対策では、むやみに水をかけたり、濡れタオルやアルミシートで覆ったりするのは避けましょう。

 

大切なのは、吸い込み口や吹き出し口をふさがず、熱をしっかり逃がせるようにすること。室外機カバーを使う場合も、風通しのよいものを選んでくださいね。

 

※一部AI画像を使用しております。

 

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ライターベビーカレンダー/ライフスタイル班

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