過去の苦い離婚経験
約5年前、僕は当時の妻の浮気が原因で離婚という苦い経験をしました。海外赴任から戻った僕を待っていたのは、浮気相手の子を身ごもった妻の姿。ショックを受けた僕でしたが、身重の元妻への影響も考え、速やかに離婚協議を進めました。
弁護士を介して、子どもの戸籍や慰謝料などについても取り決め、離婚手続きを済ませた僕は、キッパリと縁を切って家を出たのです。
心の傷を癒やすためにジムに通い始めた僕は、そこでインストラクターをしていた現在の妻と出会いました。彼女の明るさとやさしさに支えられて前を向けるようになり、やがて僕たちは結婚。そして、待望の第1子である娘が生まれ、これ以上ないほど幸せな日々を送っていました。
元義母から鬼電!内容は…
そんな平穏な日々の最中、見慣れない番号から着信がありました。電話の相手は、なんと5年前に別れた元妻の母親、つまり元義母でした。
電話に出るなり、元義母は「あなた、一体どこで何をしているの! 1カ月も子どもを実家に置いたままにして、いい加減にしなさい!」と激怒してきました。
どうやら元妻は、僕とまだ婚姻関係にあると実家にうそをつき、僕が再び長期の海外赴任中だと思わせ、5年間も事実を隠し通していたのでした。
寝耳に水の話に戸惑いつつも、僕は冷静に「僕たちは5年前に離婚しています。その子は、彼女が浮気相手との間にもうけた子どもです」と事実を伝えました。
突然の真実を知らされた元義母は絶句。電話の向こうで大きな衝撃を受けているのが伝わってきました。
元妻の身勝手な逆恨み
後からわかったことですが、元妻は浮気が発覚した後も身勝手な行動を重ねていました。あげくの果てには、子どもを実家に置いたまま姿を消していたのです。
ただ、しばらくして「お金がなくなった」と言って何食わぬ顔で実家へ戻ってきたとのこと。しかし、僕からすべての真実を聞かされていた元義母は激怒したよう。「家から出て行きなさい!」と言って、元妻を追い出したと聞きました。
実家からも追い出され、完全に行き場を失った元妻は、ある日、偶然街で僕と妻、そして娘が仲良く歩いている姿を目撃したようで……。
自分の惨めな状況と、幸せそうな僕たちへの嫉妬から、彼女は歪んだ恨みを抱き、僕たちに嫌がらせしようと思ったようでした。
自業自得の末路をたどった元妻
数日後、元妻が突然僕たちの前に現れ、「全部あんたのせいだ!」などと身勝手な言いがかりをつけてきました。しかし、事の顛末をすべて知っている現在の妻が僕たちの前に立ち、
「自分の過ちを棚に上げて、今の私たちの幸せを壊そうとするのは筋違いです。二度と私たちに近づかないでください」
と毅然とした態度で一蹴してくれました。周囲にいた人たちからも冷ややかな視線を向けられ、ぐうの音も出なくなった元妻は、自らの浅ましさを思い知らされたようでした。そして、逃げるように立ち去っていきました。
元妻の企みは完全に失敗に終わり、自らの行動によって苦しい状況に追い込まれることになったのです。過去の裏切りや心の傷を乗り越え、いまは頼もしくてやさしい妻とかわいい娘に囲まれて暮らしています。
どんな困難があっても、お互いに深く信頼し合う強い絆があれば乗り越えられる。そう実感しながら、僕たちは穏やかで温かい未来へと歩み続けています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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