冬の農作業で疲労困憊に
農業をしている友人の手伝いで、毎年2日間、夫婦で農作業に行っています。野菜の種植えや収穫、使い終わった道具の片づけなどを終日おこなうため、夕方にはいつも疲労困憊になっていました。
その日も農作業を終え、夕食とお風呂を済ませた後、翌日の作業に備えて早めに布団に入りました。ところが、いざ眠ろうとした途端、体にこれまで経験したことのない異変が起きたのです。
暑さと寒さが交互に襲う夜
急に体がカーッと暑くなり、汗が出てきたため布団をはいだところ、今度は震えるほど寒くなってしまいました。慌てて布団をかけると、またすぐに暑くなり、布団をはいだら寒くなる……。まるで体の温度調節のスイッチが勝手に切り替わっているような状態が、1時間以上続きました。
まったく眠れないまま、「一体、私の体はどうなってしまったのだろう」と不安でいっぱいに。とにかく早く治まってほしいと願いながら耐えているうちに、気付けば朝を迎えていました。起床後には体の異変はなく、いつもの体調に戻っていたため、少しほっとしました。
更年期に似た不安な異変
私は現在50代で、更年期症状のホットフラッシュを経験したことがあります。体が急に暑くなる感覚は、そのときの症状に似ているようにも思えました。
ただ、今回は暑さと寒さが交互に襲ってくるような感覚で、いつものホットフラッシュとは違うつらさがありました。
農作業の疲れや更年期の影響など、いろいろなことが重なって起きたのかもしれません。友人に話してみても、私が感じた不安やつらさは思ったほど伝わらず、ネットで検索しても同じような体験は見つかりませんでした。
そのため、自分だけがこんな状態になったような気がして、余計に心細く感じたことを覚えています。
まとめ
年齢を重ねるにつれて、体の変化に戸惑う場面が増えてきたように感じます。あの夜の出来事は、当たり前のように動けることや、ぐっすり眠れることのありがたさを、改めて実感するきっかけになりました。
医師による解説:ほてり寒さが交互に出るときの注意
更年期には、急なほてりや発汗の後に寒さを感じることがあります。ただし、強い寒気や発熱を伴う場合は、感染症など更年期以外の原因にも注意が必要です。
ほてりと発汗は更年期でも起こる
更年期には、顔や首、胸などを中心に急なほてりや発汗が起こる「ホットフラッシュ」や、寝汗が見られることがあります。発汗によって体が冷え、ほてりのあとに一時的な寒さを感じることもあります。睡眠中に症状が起こると、眠りが妨げられ、日中の疲労につながることもあります。
震えるほどの寒気は体温を確認
一方、体が震えるような強い寒気は、発熱の前後に見られる「悪寒」の可能性があります。感染症などが隠れていることもあるため、症状が出たときはまず体温を測り、水分が取れているか、せき、喉の痛み、腹痛、排尿時の痛み、息苦しさなど、ほかの症状がないかを確認しましょう。
繰り返す場合は医療機関へ相談を
ほてりや寒気を繰り返し、睡眠や日常生活に支障が出る場合は、婦人科やかかりつけ医へ相談しましょう。また、発熱が続く、震えるほどの悪寒、息苦しさ、胸の痛み、強いだるさ、意識がぼんやりするなどの症状がある場合は、早めの受診が必要です。更年期症状と思い込まず、体調全体を見て判断することが大切です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※AI生成画像を使用しています
監修:早川 潤先生(早川クリニック 院長)
著者:吉川恵子/50代女性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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