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節約ママ友「お得情報の紹介料ね♡」私のクーポンを要求→断った直後、さらに差し出せと言ったのは!?

私は時短勤務で働いており、夫と娘の3人で暮らしています。

娘が5歳のころ、私は保育園の送迎時間を憂うつに感じていました。顔を合わせるたびに、ポイントサイトへの登録やクレジットカードの作成をしつこく勧めてくるママ友がいたからです。

「私がおすすめしたサイト、まだ登録していないの?」

「将来のために、もっと節約しないとダメよ」

 

一方的に価値観を押しつけられ、私はすっかり疲れていました。

 

「節約するのがいい母親」と押しつけるママ友

ある日の降園時、娘が私の袖をそっと引いてこう言いました。

 

「ママ、またAちゃんママがいるよ……」

 

娘の視線の先では、例のママ友・Aちゃんママが別の保護者に身を乗り出し、自分の節約術を熱心に語っている姿が……。

 

「私がおすすめしたポイントサイト、登録した? カードを作ったり資料を請求したりしないと、まとまったポイントにならないわよ」

 

相手は困った様子で、「これ以上クレジットカードを増やしたくなくて……」と断っていました。しかし、Aちゃんママは引き下がりません。

 

「何を言っているの? 家計を守るためにコツコツ貯めるのが、いい母親でしょ。目の前にお金が落ちているのに、拾わないなんてもったいないわ」

 

その言い方は、節約方法を教えるというより、相手を責め立てているようにしか聞こえませんでした。見かねた保育園の先生が「こちらで勧誘にあたるお話は控えてください」と声をかけ、ようやく会話は終わりました。

 

ママ友は、強く断れなさそうな相手を選んで声をかけているようでした。私も何度か勧誘されていましたが、曖昧に断るだけでは状況は変わりません。

 

次に何か言われたら、はっきり断ろう。私はそう心に決めました。

 

そして、その機会は、思いがけず週末に訪れたのです。

 

 

「お得情報の紹介料」と要求されて…

週末、私たち家族は食料品をまとめ買いするため、会員制の大型スーパーへ。

 

駐車場が混雑していたため、夫に駐車を任せ、先に私と娘は2人で店内を回ることに。すると、偶然にも例のママ友と出会ってしまったのです。

 

「せっかくだから一緒に回りましょうよ」

 

ママ友はにこやかに声をかけてきましたが、私は嫌な予感を覚えました。それでも娘同士が同じ保育園なので、露骨に避けるわけにもいかず、少し距離を取りながら買い物を続けました。

 

会計の列に並んでいたとき、ママ友が私に尋ねてきました。

 

「ここのメールマガジン、登録している? 初回登録で100円引きのクーポンがもらえるわよ」

 

私はその店をよく利用していたものの、メールマガジンには登録していませんでした。今後も使うだろうと思い、自分のスマートフォンから登録すると、画面に100円引きのクーポンが表示されました。

 

すると、ママ友が当然のように手を差し出してきたのです。

 

「じゃあ、そのクーポン、私の会計で使わせて」

 

あまりにも唐突な要求に、私は耳を疑いました。

 

「どうしてですか? 私が登録して受け取ったクーポンですよね」と私が聞き返すと、ママ友は悪びれることなく言いました。

 

「クーポンのことを教えたのは私でしょ? 紹介料みたいなものよ。たった100円なんだからいいじゃない」

 

その言葉を聞き、私はようやく理解しました。ママ友にとっての「節約」は、自分の支出を見直すだけでなく、他人が得た割引まで自分のものにすることだったのです。

 

隣で聞いていた娘が、不思議そうに首をかしげました。

 

「それ、ママがもらったクーポンだよね? どうしてAちゃんママに渡さなきゃいけないの?」

 

レジの店員も画面を確認し、「こちらは登録されたご本人の会計でしか使えません」と説明してくれました。

 

周囲の視線を感じたのか、ママ友は気まずそうな顔に……。私はそのまま、自分の会計でクーポンを使いました。

 

 

ママ友にはっきりと伝えた結果

会計を済ませて店の外へ出た私たちを、追いかけてきたAちゃんママ。

 

「みんなの前で私に恥をかかせるなんてひどい!」

 

「せめて100円ちょうだいよ。お得情報を教えてあげたんだから、そのくらいいいでしょ?」

 

クーポンを渡さなかっただけで現金まで要求されるとは思わず、私はあきれてしまいました。

 

それでも、ここで曖昧な態度を取れば、同じことが繰り返されるかもしれません。私はママ友の目を見て、落ち着いて伝えました。

 

「他人のクーポンやお金をしつこく要求することは、節約ではありません。節約は自分でするものであって、相手に負担を求めるものではないと思います」

 

「私にアプリ登録やカード作成を勧めるのはもうやめてください。ほかの保護者の方にも、無理に勧めるのはやめたほうがいいですよ」

 

さらに娘も、私の隣で、小さな声で「人が嫌がることはしちゃダメなんだよ」と言いました。その娘の一言でAちゃんママは何も言い返せなくなったのか、気まずそうにその場を離れていきました。

 

数日後、登園時にAちゃんママが私のもとへ来ました。私はまた何か言われるのではないかと身構えましたが、彼女は小さな声で謝ってきたのです。

 

「この前はごめんなさい。帰ってから娘にも注意されて、夫にも相談したの。自分では節約情報を教えているつもりだったけれど、相手に押しつけていたんだと思う。もう勧誘はしないわ」

 

すぐにすべてを信用することはできませんでしたが、その後、Aちゃんママが私やほかの保護者に登録を迫ることはなくなりました。

 

保育園の送迎時間も、ようやく以前のような穏やかさを取り戻したのでした。

 

◇ ◇ ◇

 

お得な情報を共有すること自体は悪いことではありません。しかし、相手が望んでいないのに何度も勧めたり、自分の得のために相手の割引やお金まで求めたりすれば、親切とは言えないでしょう。

 

親しい間柄であっても、相手の意思を尊重することは大切です。嫌だと感じることが続いたときは、我慢を重ねるのではなく、自分が受け入れられないことをきちんと伝えることも、関係を保つためには必要なのかもしれません。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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