既読なのに返事がないことが不安で
娘が就職して家を離れてから、私はほぼ毎日のようにメッセージを送っていました。「今日はちゃんと食べた?」「仕事は忙しくない?」など、内容はちょっとしたことばかりです。ところが、最初のころは返事をくれていた娘も、次第に既読のまま返事をしないことが増えていきました。
私は「体調でも悪いのでは」「仕事で嫌なことがあったのかもしれない」と心配になり、「大丈夫?」「忙しいの?」と続けて送ることもありました。しかし、連絡を増やせば増やすほど、娘からの返事が来るまでの時間は長くなっていったように思います。
息子の「毎日だと重いかも」というひと言
そんなある日、息子に娘から返事が来ないことを話しました。すると、「毎日連絡が来たら、ちょっと重いかも。姉ちゃんも仕事があるんだし」と言われたのです。最初は、「私は心配しているだけなのに」と少し寂しく感じました。
けれど、考えてみれば娘はもう社会人です。仕事を終えて疲れているときに、母親から何通もメッセージが届けば、返事をすること自体が負担になることもあるでしょう。私は娘を気にかけているつもりでしたが、自分の不安を解消するために連絡していた部分もあったのかもしれないと気付きました。
週に一度の連絡に変えてみると
そこで私は、毎日のように送っていたメッセージを、週に一度程度に減らしてみることにしました。返信がなくても、急ぎでなければ催促しないようにもしました。最初は、「今日は連絡しなくて大丈夫かな」と気になりましたが、しばらくすると意外な変化がありました。
娘のほうから、「今日は仕事帰りにこんなものを食べたよ」「今度の休みに帰ろうかな」と、写真や近況を送ってくれるようになったのです。
以前より連絡の回数は減りましたが、やりとりをするときは自然に会話が続くようになりました。私自身も、既読になったかどうかを何度も確認することがなくなり、ずいぶん気持ちがラクになりました。
まとめ
子どもが大人になれば、親の心配の仕方も変えていく必要があるのだと思います。心配だからと何度も連絡することが、必ずしも相手のためになるとは限りません。娘との出来事を通して、少し距離を置くことも相手を信じることの一つなのだと感じました。今は、お互いの生活やペースを尊重しながら、無理のない親子関係を続けていきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:津田麻由美/60代女性・主婦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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