「そこまでしなくていい」と言われて
私は職場で、コピー用紙や伝票、封筒などの備品を管理していました。備品がなくなってから慌てて注文するのが嫌だったため、私は時間があるときに在庫を確認し、どのくらいのペースで減っているのかを簡単な表に記録していました。
ところが、その様子を見た上司から、「そこまでしなくていい」「余計なことをするな。ほかの仕事をやって」と言われたことがあります。
たしかに、備品管理は売り上げに直接つながる仕事ではありません。私自身も「気にし過ぎなのかな」と思いましたが、必要な物が突然なくなれば困るため、その後も最低限の確認だけは続けていました。
繁忙期の前に抱いた在庫の違和感
そんなある日、大型案件が決まり、しばらくの間、通常より多くの伝票を使うことになりました。いつものように在庫を確認していると、伝票の減り方がいつもより早く、残りも少なくなっていることに気付きました。このままのペースで使えば、繁忙期の途中でなくなってしまう可能性があります。
そこで上司に、「今のうちに追加で発注しておいたほうがいいと思います」と伝えました。最初は「まだ残っているんでしょ?」という反応でしたが、これまで記録していた使用量を見せながら説明すると、追加発注をすることになりました。
欠品を防ぎ、在庫表が正式に採用
その後、繁忙期に入ると予想通り伝票の使用量は一気に増えました。しかし、事前に追加発注していた分が届いていたため、在庫を切らすことなく仕事を進めることができました。もし発注が数日遅れていたら、必要な伝票が足りず、現場の作業にも影響が出ていたかもしれません。
上司からは後になって、「あのとき気付いてくれて助かったよ」と言われました。さらに、私が自主的に作成していた在庫表も職場で使われることになり、備品を定期的に確認する仕組みができました。
まとめ
備品管理のような仕事は、何も問題が起きなければ、その大切さが見えにくいものだと思います。それでも、小さな変化に気付き、早めに備えておくことで防げるトラブルがあります。「そこまでしなくていい」と言われた地道な確認でしたが、日々の積み重ねが職場を支えることもあるのだと実感した出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:佐藤君枝/50代女性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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