少人数で勤務する土曜日
私が新卒で入った職場では、月に数回、土曜勤務のシフトがありました。平日とは違って窓口業務がお休みのため、人の出入りは少なく、かかってくる電話も多くありません。そのため、普段はなかなか手をつけられない書類整理などをじっくり進められる日でもありました。
ただし、勤務するのは私ともう1人の同僚の2人だけ。電話対応のため、どちらか1人は基本的に席に残っている必要がありました。
お手洗いに行くタイミングを逃し…
その日は、よりによって生理2日目と土曜勤務が重なっていました。普段ならほかの人にシフトを交換してもらうこともできたのですが、その時期は繁忙期。勤務を代わってもらうのが難しく、そのまま出勤することになったのです。
できるだけ交換回数を減らせるよう大きめのナプキンを使い、午前中はなんとかやり過ごせていたのですが、午後になると、そろそろナプキンを交換したほうがよさそうだと感じるようになりました。
しかし、「今のうちにお手洗いへ行こうかな」と思った矢先、長引きそうな問い合わせの電話がかかってきてしまい、もう1人の同僚が対応することに。もし次に電話が鳴れば、対応できるのは私だけです。
「席を離れている間に電話がかかってきたらどうしよう」と考え、同僚の対応が終わるのを待つことにしました。
思い切って同僚に相談すると?
ところが、同僚の電話対応は難航していたようで、なかなか終わる気配がありません。次第に不安が大きくなり、「このまま我慢して椅子まで漏れたらどうしよう」と思った私は、同僚が電話を保留にしたタイミングで「ごめん、ちょっとだけお手洗いに行ってもいいですか?」と、恐る恐る声をかけました。
すると、同僚は「全然いいよ! 行ってきて」とあっさり返してくれたのです。
急いでお手洗いへ向かい、無事にナプキンを交換できてひと安心。なるべく早く席へ戻ると、ちょうど同僚の電話対応も終わっていました。幸い、私が席を外している間に新たな電話はかかってこなかったようです。
その後、長い電話対応をしてくれた同僚にお礼を伝えました。私もできる範囲で積極的に電話を取るなど、お互いにフォローしながらその日の勤務を終えました。
生理中は、痛みや眠気などで、いつもより体調に余裕がなくなることがあります。そんなときに「周囲に迷惑をかけたくない」と気をつかいすぎると、必要以上に我慢してしまうこともあるのだと実感しました。
この出来事をきっかけに、「困ったときは早めに周囲へ相談したほうが、かえってスムーズにいくこともある」と考えるように。今は、自分だけで抱え込まず、必要なときには周囲を頼り、助けてもらったときには、自分もできる範囲で周囲をフォローするようにしています。
著者:三峰しおん/20代女性・行政(福祉部署)や不動産の営業事務に従事。趣味は散歩と掃除です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
※AI生成画像を使用しています。
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