退院前に夫へお願いしていたこと
産後の体にはまだ痛みが残っており、初めての赤ちゃんのお世話にも不安がありました。退院当日は夫が仕事で不在だったため、私は赤ちゃんと一緒にひとりで帰宅する予定でした。
家に着いてすぐ赤ちゃんを寝かせたり、育児用ミルクをあげたりできるようにしておきたいと思い、夫には事前に2つのことをお願いしていました。水通し済みのシーツを布団につけておくことと、哺乳瓶を消毒しておくことです。
帰宅後に目にしたまさかの光景
ところが、いざお昼ごろに帰宅してみると、布団にはシーツがついていませんでした。さらに、哺乳瓶は買ったままの状態でテーブルの上に並べられていたのです。
その状況に戸惑う間もなく、赤ちゃんはぐずり始めました。赤ちゃんを寝かせる場所もなく、育児用ミルクをあげる準備もできていません。
だんだん大きくなる赤ちゃんの泣き声に焦りながら、私は片手で赤ちゃんを抱き、もう片方の手で慌ててシーツをつけました。待たせてしまったことに申し訳なさを感じながら赤ちゃんを布団に寝かせ、その後、哺乳瓶を洗って消毒し、育児用ミルクを用意しました。
ようやく育児用ミルクをあげられたのは、帰宅してから1時間ほどたったころでした。そして、やっと落ち着いて自分の昼食を食べられたのは、16時ごろになってからでした。
夫の返信にさらに力が抜けて
赤ちゃんを待たせてしまった申し訳なさと、産後で痛む体を休める暇もなかったことへのいら立ちで、私は夫にメッセージを送りました。
「お願いしたことが何もされていなかったので、今、やっとお昼を食べています」と伝えたのです。
すると夫からは、「俺も仕事が忙しくて、今、昼食べたとこ! 一緒だね!」という返信が来ました。
その言葉を見て、私はさらに力が抜けてしまいました。夫の帰宅後に理由を聞くと、
「シーツが見当たらなかったから、もうついていると思った」
「哺乳瓶は買ったときの状態が一番きれいだと思った」
と言いました。
私は「シーツをつけて、哺乳瓶も消毒してとお願いしたよね」と伝えましたが、夫は「もうやってあるのに、そのことを忘れているのかと思った。出産でいろいろ疲れているだろうし」と笑いながら話したのです。
このままでは伝わらないと思った私は、お願いしたことがすでに済んでいると思った場合でも、今後はメッセージで確認してほしいと伝えました。また、お願いしたことができなかったときは、まず謝ってほしいことも伝えました。
今は夫婦で協力し合いながら、初めての子育てに取り組んでいます。
まとめ
今回の出来事を通して、産後すぐの生活では、事前の準備ができていないと、心身に大きな負担がかかることを実感しました。また、お願いした内容が伝わっていると思っていても、相手が違う意味で受け取っていることがあるのだとわかりました。
これからは、夫婦のどちらかにわからないことや迷うことがあれば、そのままにせず確認し合いながら、子育てに向き合っていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:丸山恵理/30代女性・会社員
イラスト:ふるみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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