育児に協力せず好き放題…嫌気は増すばかり
元夫は、交際中から友人が体調を崩しても、体調を気づかうことなく自分の用事を伝えてくるなど、思いやりのなさが気になっていました。モヤモヤして別れることを考えていた矢先、妊娠が判明し、違和感を覚えたまま結婚することになったのです。
妊娠中も思いやりのなさは相変わらずでした。妊婦健診でもらったエコー写真を見ても「これって毎回よくわからない写真だよね」という始末。赤ちゃんの誕生を楽しみにしていないことが伝わり、どんどん元夫に嫌気が差していったのです。
出産後、約2カ月の里帰りから自宅に戻り、3人での生活がスタート。やはり、育児や家事は友人に任せきり。元夫は、スマホを見ながら食事をとり、「おいしい」「ごちそうさま」もなく、シンクに食器を置いたまま。ゴミもそこら辺に置きっぱなしでした。また、お風呂に入るのも自分のペースで、浴室乾燥機にかけた洗濯物を取り込まずそのまま入ることもよくあったそうです。
さらに、夜泣きで友人が疲弊していても、22時過ぎやひどいときは日をまたいでから「ちょっと散歩に行ってくるわ」とぶらり外出。家にいても自室にこもり、大きな声で話しながらオンラインゲームをしたり動画を見たりして、音量を落とすよう頼んでもその場限りです。一緒に生活することへの配慮はまるでゼロでした。
「独身みたいに自由ね!」ついに不満が爆発
子どもが発熱し、グズグズしていたある日、元夫はすれ違いざまに「あー、うるさい」と言ったのです。普段、家事や育児もせず、自分勝手な暮らしをする元夫へのストレスが爆発した友人は「子どもが高熱で苦しんでるのに、何とも思わない? 毎日、独身みたいに自由だけど、何もしないあなたのせいで私はどうかなりそうなの。この子が生まれたことは感謝しているけど、結婚したことは後悔しかない」と言ったそうです。
すると、「そうなの? 言ってくれたらやるのに」と元夫。「まともに話ができない」と、元夫を拒絶した友人は、実家に相談して子どもと帰ることにしたのです。
元夫には「しばらく実家に帰るね」と連絡すると、「わかった。ゆっくりね」と、他人事。内心ラッキーと思っていたのか、実家にいる間、連絡は一切なかったそうです。「あの人は結婚に向いていない。もう別れよう」と、友人は決心したのです。
そして実家に戻って約1週間後、友人は義父母に、夫の休みに合わせて遊びに来ないか連絡しました。離婚するには、義父母に元夫の実情を知ってもらいたいとの思いから、計画したようです。「夫にサプライズしたいので来ることは内緒でお願いします」と言うと、義両親は喜んで了承してくれました。
義父母「急襲」!夫の実態を知り離婚に納得
当日、友人は義父母と自宅の玄関前で待ち合わせ。玄関を開けると、生ゴミと汗が混じったようなイヤなにおいが鼻を突いたのです。「うわ、何だこのにおい」と2人が顔をしかめる中、「やっぱりね」と思った友人。シンクには、コンビニ弁当やカップラーメンなどのゴミがそのまま、3日分くらいの洗濯物が山になっていました。義母は部屋の状況に驚き、元夫を探しました。案の定、元夫は自室でオンラインゲームをしていて、ドアが開くと3人を見て「うわ!」と、椅子から転げ落ちたそうです。
「何だ、この部屋は!」と義父が言うので、「これがKさん(元夫)の日常です。1週間私がいないと、こうなるみたいですね。ちなみに育児もまったくしないし、夜泣きが始まると大体散歩に行きます。お父さん、お母さん、何の相談もなしにこんな状況を作ってごめんなさい。家族に寄り添わない独身気分のKさんと離婚させてください」と、友人は記入済みの離婚届を持ち、頭を下げたそうです。
義母は「Sちゃん(友人)、頭を上げて! こんなことになっているなんて知らなかった。本当にバカ息子がごめんなさい」と、泣き始めました。普段温厚な義父は「大事な奥さんを傷つけて何やってんだ!」と元夫に怒鳴り、「私たちはSちゃんの気持ちを尊重するよ。つらい思いをさせて申し訳ない」と、元夫の頭を思いっきり下げさせたようです。
まとめ
その後、友人の父母も交えて両家で数回話し合いがおこなわれ、養育費もしっかり決まり晴れて離婚が成立しました。元夫からは「いつまでも独身気分で、家事も育児もしないで嫌な思いばかりさせて本当にごめんなさい」と謝罪を受けたそうです。
結婚すると、生活をすり合わせなければならないし、子どもが生まれるとさらに自分優先では生活が成り立たなくなります。自分の時間が欲しいと思うのは皆同じ。家族だからと甘え、思いやりを持たない関係はいつしか壊れます。友人の離婚話を通して、改めて家族を大切にしたいと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山﨑 みさ/30代女性・ライター。産後の物忘れの悪化に悩む、2018年生まれの男の子と2022年生まれの女の子のママ。趣味は甘い物を食べること、緩く宅トレをすること。
マンガ/山口がたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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