口唇口蓋裂の長女くぴこを育てています。
くぴこが生後11カ月のとき、3回目の術前検査を乗り越え、とうとう入院することに!
まさかの熱が出るアクシデントに見舞われましたが、それも落ち着いた入院生活2日目の午後のこと。
くぴこもは伝い歩きもすっかり慣れて、行動範囲も広がっていました。
診察を受けに外来に出る以外は、基本的に病棟内なら行き来してもいいと説明は受けていましたが……
病棟待合室は、他の患者さんのお見舞いなど外部の人の出入りが激しい。
極力接触を避けたい私としては、人がいる間は入りづらい……。
病棟には小さなキッズルームもありましたが、くぴこがおもちゃや楽しい雰囲気に飲まれて、興奮して体力を消耗してしまわないか心配で入れず……。
一応、娘の気がまぎれるように、家から多少のおもちゃや絵本など持参していましたが、ベッドの上で過ごすしかなくないこの状況は、決して良いとは思えない……。
そうは思いつつも……
どんなキッカケで体調不良になるかわからなくて怖い……!!!
「何もしなくても、なるものはなる」と今なら思えることも、プレッシャーを感じていた当時の私は、下手に行動することができず、ただひたすら時間が過ぎるのを待つことしかできませんでした。
2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。