「年齢のせい」と思っていた食後の胃もたれ
50代に入ったころから、食事の後に胃が重く感じることが増えていました。それでも、強い痛みがあるわけではありません。「年齢を重ねたから、胃腸も弱ってきたのだろう」と考え、消化の良いものを選んだり、市販薬を飲んだりしながら過ごしていました。
そのため、病院を受診するほどのことだとは考えていませんでした。ところが、ある日の夕食後、それまでとはまったく違う痛みに襲われたのです。
みぞおちから背中まで響く激痛で救急外来へ
突然、みぞおちのあたりが強く締めつけられるように痛み始めました。やがて痛みは背中にまで響くようになり、横になっても座っても治まりません。冷や汗が止まらないほどの激痛に、さすがに「いつもの胃もたれではない」と感じました。
家族に促され、救急外来を受診しました。血液検査と腹部超音波(エコー)検査を受けたところ、医師から「胆石発作ですね」と告げられました。
私は胃の不調だと思い込んでいたため、思わず「胃の痛みだと思っていました」と伝えました。すると医師から、胆石による痛みは胃の痛みと間違えることもあると説明を受けました。まさか胃ではなく胆石が原因だったとは思っておらず、驚いたことを覚えています。
再発の可能性を考え胆のう摘出手術へ
その日は一晩、点滴を受けながら痛みを抑えました。翌日には症状が落ち着きましたが、再び症状が起こる可能性があるとのことで、後日、胆のうの摘出手術を受けることになりました。手術は腹腔鏡下でおこなわれ、数日の入院を経て退院することができました。
それまで私は、食後に感じていた不調を「ただの胃もたれ」と思い込んでいました。それだけに、激しい痛みで救急外来を受診し、手術まで受けることになったことは大きな衝撃でした。今では食事の内容にも気をつけながら、以前よりも体の変化を意識して過ごしています。
まとめ
今回の経験を通して強く感じたのは、自分では「年齢のせい」「いつもの胃もたれ」と思っていた症状が、別の原因によるものだったということです。まさか自分に胆石ができるとは思っていなかっただけに、体の小さな違和感を軽く考えていた自分を振り返るきっかけにもなりました。これからは、普段とは違う変化を感じたときには、そのサインを見過ごさないようにしたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:菊池大和先生(医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長)
著者:相田正美/50代女性・主婦
イラスト:おんたま
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!
シニアカレンダー編集部
「人生100年時代」を、自分らしく元気に過ごしたいと願うシニア世代に有益な情報を提供していきます!