【コロナウイルス対策】ほとんどが間違っている?!正しいマスクのつけ方

2020/02/13 20:00
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この記事では、感染予防のためのマスクの必要性や正しいマスク着用の方法について紹介しています。
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新型コロナウイルス

マスク

 

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ドラッグストアやコンビニからマスクが消え、ネット上で高額販売されていることが話題となっています。厚生労働省でも、妊婦さん向けの注意文を公表し、マスク着用を励行するよう呼びかけています。そこで今回は、正しいマスクの着用方法についてご紹介します。

 

新型コロナウイルスの感染経路は?

感染症の主な感染経路には、咳やくしゃみなどを介する「飛沫感染」、空気中を浮遊している菌やウイルスなどを呼吸により取り込んでしまう「空気感染」、ドアノブなど菌やウイルスが付着している物に触れ、それを取り込んでしまう「接触感染」があります。

 

上海では新型コロナウイルスがエアロゾル感染すると発表したようですが、厚生労働省によると、2020年2月10日の段階では、新型コロナウイルス感染症の感染経路として考えられているのは、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つとのことです。
 

感染予防にはマスクが効果的!?

厚生労働省は、「マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされています。咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクをつけましょう。
 

予防用にマスクを着用することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる効果はあまり認められていません。」としています。

 

マスクがない状況で咳・くしゃみをする際は、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻を押さえることが大切です。手で口や鼻を押さえるとウイルスや菌が手に付着し、接触感染の機会を増やしてしまいます。
 

正しくマスクを着用することが大切!

マスクをしていても、正しくつけていなければ意味がありません。そこで、一般的によく使われているプリーツマスクの正しいつけ方についてご説明します。マスクをつける前には必ず手洗いをおこないましょう。

 

●裏表・上下を確認しましょう  

 

マスク  マスク
       ※マスクの表はこちら。

 

マスクには、裏表・上下があるのをご存知ですか? マスクの製造会社によって仕様が異なるので、パッケージの説明をよく読み、確認しましょう。パッケージがない……という場合は、プリーツが下向きになっているほう、真ん中でプリーツの向きが変わるタイプのものは、真ん中のプリーツが山形になっているほうが表です。上下は、ソフトワイヤーが入っているほうが上になります。

 

●マスクを着け方
1.マスクの口の部分に触れないよう、ゴムを持ってマスクを顔につける。

2.ソフトワイヤーを調整して、鼻との隙間がないように密着させる。

3.プリーツをあごが隠れるまで広げる。

4.鼻・頬・顎を押さえ、隙間がないようにする。

 

マスクをつけるときのポイントは密着させることです。自分に合ったサイズのマスクを正しい方法でつけましょう。

 

また、正しくマスクを着用していても捨て方が間違っていたら意味がありません。正しい捨て方もマスターしておきましょう。


1.プリーツ部分に触らないようにして、ゴムを持ってマスクを外す。
2.袋に入れ、密封してからごみ箱に捨てる。あるいはフタつきのごみ箱に捨てる。
3.手洗いをする。


赤ちゃんや子どもはどうしたらいい?

ベビーカレンダーでコラムを執筆されている東京衛生病院小児科の小児科医、保田典子先生は、

 

「新型コロナウイルス対策だけでなく、インフルエンザなどの感染症予防の観点から、この時季の不要不急な外出はできる限り避けましょう。外出が必要な場合は、マスクを着用したほうが良いです。子どものマスク使用はある程度有用ですので、つけられたらつけたほうがいいと思います。

 

生後9~10カ月ごろまでは窒息などのおそれがあるため、使用しないほうがいいでしょう。生後9~10カ月ごろ以降、マスクを嫌がらないようであれば、マスクをつけて外出できますが、大人が見ていられるときにしましょう。

 

また、子ども用のマスクは不織布マスクやガーゼマスクなどさまざまなタイプがありますが、マスクだけで100%予防はできないので、どのタイプでもOKです。ただし、清潔なものを使いましょう。子どもはそもそもマスクを嫌がりがちなので、マスクの種類よりも、子どもが喜んでつけてくれるようなマスクを買ってあげて、しっかりと口と鼻を覆って使用できることを重視したほうがいいと思います。」

 

と述べています。

 

生後9カ月未満の赤ちゃんに対しては、やはり感染の機会を減らすということが大切です。
・お出かけをするときは人混みを避ける。(場所・時間帯を考える)
・帰宅後の手洗いをきちんとおこなう。
・室内の空気が乾燥しないよう、加湿する。
・赤ちゃんが触ったり口に入れてしまいそうなおもちゃは除菌シートでしっかりふく。
・こまめに水分補給をする。
など、普段からおこなっている予防策をおこなっていきましょう。

 


マスクが手に入らず、不安に思っている方もいらっしゃるかもしれません。経済産業省は12日、自身のTwitterアカウント上で、「マスクを慌てて買い置きしなくても大丈夫です。厚労省や企業の皆様と連携し、毎週1億枚以上、お届けできるようになりました。花粉症などマスクの必要な時期が続きますが、風邪や感染症の疑いのある人にマスクを届けるため、ご協力をお願いします。」とツイートしています。咳やくしゃみなどの症状がない場合はマスクの着用が必須ではないようですが、石けんやアルコール消毒液などによる手洗いの実施や人混みの多い場所を避けるなどの対策を継続していきましょう。

 

※マスクの裏表について、およびマスクの装着方法の画像に誤りがあったため、2020年2月21日、修正いたしました。

 

 

監修者・著者

助産師 REIKO


医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。



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