つわり中に感じた孤独と違和感
妊娠中、私はつわりがつらく、度々会社を休んで家で横になって過ごしていました。家事をする余裕もなく、気分の悪さに耐えるだけで精いっぱいでした。
特に症状が重い日に、私は夫に連絡をしました。心配して寄り添ってほしい、できれば早く帰ってきてほしい。そんな気持ちがあったのだと思います。
しかし、夫から返ってきたのは「頑張って、いつもありがとう」という短い言葉だけでした。もちろん、感謝の言葉自体はうれしいはずなのに、そのときの私には、どこか他人事のように感じられてしまいました。
夫の行動に募るモヤモヤ
夫は残業があることも多く、普段の帰宅は20時を過ぎることがほとんどでした。つわりで体調がすぐれない私にとって、ひとりで過ごす夜はとても長く感じられました。
ある日、夫が会社の飲み会に参加することになりました。しかもその日は、渋滞を避けるためにフレックスタイム制を利用し、16時半ごろに帰宅したのです。さらに私は、飲み会に向かう夫を車で送ることになりました。
私がつわりでつらいと伝えても、夫は仕事の都合を調整して早く帰宅することはありませんでした。それなのに、自分の飲み会の日には早めに帰宅し、車で送ることまで私に頼む姿を見て、複雑な気持ちになりました。
車内であふれた涙の理由
夫が何もしてくれなかったわけではありません。私ができないときには家事を手伝ってくれることもあり、助かっていた部分もありました。だからこそ、飲み会に行くことを責めたいわけではないのです。
それでも、私がつらいときには難しかった時間の調整が、自分の予定のためにはできていることに加え、体調の悪い私に車で送ることを頼むのを、夫が当然のように考えているように見え、私のことは後回しなのだと感じました。
夫を送った後、私はひとりになった車内で涙が止まらなくなりました。怒りというよりも、私のつらさをわかってもらえない寂しさや悔しさが大きかったのだと思います。
まとめ
夫に感謝する気持ちがある一方で、つわりのつらさをもう少し自分のこととして考えてほしかったという思いが残っています。これからはその気持ちをひとりで抱え込まず、つらいときに何をしてほしいのかを、少しずつ言葉にしていきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:寺西はな/20代女性・会社員
イラスト:はせがわじゅん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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