先日、なーにゃんが面会に行くと、あーちゃんは同じ施設で暮らしているAさんと将棋をしていました。「頭を使えばボケ防止になるかと思ってね!」と笑顔で話していたあーちゃんですが、実はAさんから将棋を教わるようになったころにも、同じセリフを言っていました。しばらくして、なかなか覚えられない将棋におもしろさを感じなくなったあーちゃんは、Aさんから頻繁に将棋に誘われることが嫌になり、誘いを断ったのですが、以前のそんなやりとりも、今は忘れてしまっているようです。同じやりとりを繰り返しそうな気もしますが、後腐れがなくていいのかもしれません。そんな日々の中、今月も父から生活費を請求するメールが届きました。自宅に住んでいない妻に対し、毎月自分だけで使った光熱費などを半分請求する父に、ワフウフさん姉妹はあきれ顔。メールには、あーちゃんのことを心配する一文も添えられていたものの、父の関心があーちゃんのお金にあることは、お見通しです。
選択肢が増えてもありがたくない…?

あーちゃんがなーにゃんの家でお風呂に入るときは、お風呂上がりになーにゃんが飲み物と少しのおやつを用意します。先日、なーにゃんがおやつの選択肢をあーちゃんに伝えると……。

あーちゃんは、すぐに聞き返してきました。

なーにゃんが残りの選択肢を伝えますが……。

また聞き返されてしまいます。

なーにゃんが再び伝えると……。

やはり、覚えていられないあーちゃん。

何度もこのやりとりを繰り返し、選択肢の一番最初しか覚えられない状態のあーちゃんは、結局おまんじゅうを選んでいました。

よかれと思って選択肢を増やしても、あーちゃんにとってはそこまでありがたくないのかも……? 本人は、甘いものが食べられれば満足のようなので、そこまで深く考える必要もなさそうです。
あーちゃんがなーにゃんの家でお風呂に入るときは、なーにゃんはお風呂上がりに飲み物と少しのおやつを用意しています。先日は、あーちゃんに「おまんじゅうと干し芋とリンゴ、どれがいい?」と聞くと、「おまんじゅうと……えーと、何?」と聞き返されました。そこで、「干し芋とリンゴ!」と伝えたのですが……。
「干し芋と……何?」あーちゃんがさらに聞き返すので、なーにゃんが「リンゴ!」と答えると、今度は「えーと、リンゴと……何?」と、3つの選択肢を覚えておくことができず、あーちゃんはなかなか選ぶことができません。何度言ってもこの繰り返しで、一度に複数の選択肢を覚えておくことが難しい状態が続き、結局あーちゃんはおまんじゅうを選びました。
1年前に受けた要介護認定の認定調査でも、短期記憶を確認する質問に、あーちゃんは答えることができませんでした。良かれと思って選択肢を増やしても、あーちゃんにとってはかえって負担なのかもしれません。でも、あーちゃん自身は甘いものを食べられれば満足のようなので、私たちが深く考える必要はなさそうです。
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あーちゃんのためを思っておやつの選択肢を増やしたはずが、かえって混乱させてしまったようですね。本人の状態に応じて、介護の方法を変えていくことも必要です。試行錯誤を繰り返しながら、お互いにストレスなく過ごせる介護を目指したいですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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