マイホーム完成後、夫「両親が住むから!」義両親「代わりにうちに住んで♡」は?妻に無断で決めた末路

私は30代の兼業主婦です。夫と結婚して子どもにも恵まれ、数年前から夢だったマイホーム計画を進めていました。土地探しから間取り、内装、家具の配置まで夫婦で何度も話し合い、ようやく完成したわが家。家族みんなで新生活を心待ちにしていたのですが……。
完成後、引き渡しを目前に控えていたころ、義両親が「ぜひ見てみたい」と言ったため、私たちは一緒に新居を見に行きました。家に入った義両親は、目を輝かせながらあちこちを眺めていました。
何度も打ち合わせを重ねて完成させた家だったので、「まぁ、素敵ねぇ! 日当たりもいいし、キッチンも広い!」「リビングもおしゃれだな」などと、義両親に褒めてもらえてうれしかったです。
新築を見た義両親からの思わぬ提案
帰り際、義母が少し深刻そうな表情を浮かべました。
「実はね、お父さん、この前家の階段で転んじゃったの。幸い大きなけがにはならなかったけど、うちは古いから手すりも少ないし、段差も多いでしょう? こういう家だったら安心して暮らせそうねって話していたのよ」
そのときの私は、単なる世間話だと思っていました。しかし数日後の夜、夫から突然、信じられない話を聞かされたのです。
「この前、うちの親が新しい家を見に来てくれただろ? それでうちの親がさ、しばらく住ませてもらえないかって言ってるんだ」
私が「……どういうこと?」と思わず聞き返すと、夫はさらに驚くことを口にしました。
「俺、『数カ月くらいならいいんじゃない?』って返事しちゃった」
一瞬、何を言われたのかわかりませんでした。詳しく聞くと、義父が階段で転んだことをきっかけに、義両親は今の家よりも負担なく過ごせそうな新居に、数カ月だけ住ませてもらえないかと夫に相談してきたそうです。その間は、私たち家族が義実家を使えばいいと考えていたとのこと。
「住んでる間は、うちの親も毎月いくらかお金を入れるって言ってるし。数カ月くらいならいいかなと思って……」
夫は悪びれる様子もなく話しましたが、問題はお金ではありませんでした。私たちはこの家を建てるために、何年も前から資金計画を立て、準備を重ねてきたのです。子どもも新しい家での生活を楽しみにしていました。それなのに、私に相談もせず、夫が独断で義両親に了承の返事をしていたことが何よりショックだったのです。
「それなら離婚する?」私の言葉に夫は絶句
「本気で言ってるの?」と私が聞くと、夫は困ったような顔をしました。
「親も年だし、今の家は危ないからさ。ずっとじゃないんだよ。数カ月だけだから……」
「私たち、この家に住むためにずっと頑張ってきたよね? 子どもだって楽しみにしてる。それを、どうして私に何も聞かずに決められるの?」と言っても、夫は「でも、うちの親も困っているし」と繰り返すばかり。私は、思わずこう言いました。
「そこまで自分の両親を優先したいなら、離婚する? 私は子どもとこのまま今の家で暮らすから」
もちろん、その場ですぐ離婚をするつもりだったわけではありません。ただ、家族の生活に関わる重大なことを、今後も私に相談せず義両親と決めてしまうのであれば、夫婦としてやっていく自信がない――その気持ちは本物でした。私の言葉を聞いた夫は、ようやく事の重大さに気づいたようでした。
「いや、それは……ごめん。そこまで嫌だと思ってるとは……」
「嫌かどうか以前の問題だよ。自分たちの家なんだから、まず夫婦で話し合うことでしょう?」と言うと、夫はしばらく黙ったあと、「本当にその通りだ」と謝りました。
後日、ひとりで義実家へ行き、義両親と改めて話をしてきた夫。帰宅してから、申し訳なさそうな顔で私にこう言いました。
「俺から断ってきた。父さんたちも、軽い気持ちで頼んでしまって悪かったって。そもそも俺が、ちゃんと君に相談する前に『いいよ』なんて言ったのが一番悪かった。本当にごめん」
私は夫に、義両親を心配すること自体を責めているわけではないと伝えました。ただ、家族の暮らしを左右することをひとりで勝手に決めないでほしいということだけは、改めて約束してもらいました。
念願のマイホームで始まった家族の新生活
その後、義両親は自宅で安全に暮らし続けられるよう、地元の工務店に相談したそう。家全体を大規模に改装したわけではありませんでしたが、必要な場所に手すりを設置したり、危険な段差を解消したりと、予算や生活に合わせて少しずつ手を入れていきました。
私たち家族も、予定通り新居へ引っ越し。例の一件があったため、最初のころは義両親と顔を合わせると少し気まずさもありました。それでも義両親から「あのときは無理なことを言ってごめんなさい」と改めて謝ってもらったので、私もそれ以上責めることはしませんでした。
引っ越しからしばらくたったころには、義両親がたまに新居へ遊びに来る程度の、無理のない距離感に落ち着きました。振り返ってみると、あのとき、あいまいにせず、自分の気持ちをはっきり伝えてよかったと思っています。もし「数カ月だけなら」と我慢していたら、その後も夫は家族に関する大切なことを私に相談せず決めていたかもしれません。
マイホームは、ただの建物ではありません。そこで誰と、どんな生活を送るのかまで含めて、私たち家族が長い時間をかけて思い描いてきたものだったのです。あの一件をきっかけに、夫も「家族のことは必ず夫婦で相談して決める」と意識するようになりました。少し苦いスタートにはなりましたが、今度こそ家族みんなで、夢だったわが家での暮らしを大切にしていきたいと思っています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
完成したばかりのマイホームに義両親を住まわせることを、妻に相談せず了承した夫。妻が「離婚」の2文字を口にし、本気度を示したことで、夫は事の重大さに気づきました。夫の反省も見え、無事にマイホームでの生活を守ることができてよかったですね。
続いてご紹介するのは、頻繁に家へ押しかけてくる義母との関係に悩む妻をよそに、「このまま同居する」と勝手に話を進めた夫のお話です。さらに「拒否権はない」と言い放つ夫でしたが、ある大事なことを忘れていて……?
夫「母さんと同居する!お前に拒否権はない」私「大事なこと忘れてるよ?」立場逆転!2人の悲惨な末路

私たち夫婦は結婚したばかり。私は在宅で仕事をしながら、家事も担っているのですが……。
先日、夫から「母さんを家に招待してもいい?」と言われました。私の手料理をごちそうしたいというのです。夫は私の料理が好きで、いつも褒めてくれます。私も義母に気に入られたいという気持ちがあり、当日は腕によりをかけてごちそうを作りました。幸い、義母は私の料理をとても気に入ってくれ、私もひと安心。
しかし、これが大変なことになるとは……そのときは思ってもみませんでした。
義母の訪問に限界…夫「拒否権はない」
それから、義母は連日のようにわが家へ押しかけてくるように。夫に相談していますが、「ひとり暮らしで寂しいのだろう」と義母の肩を持つばかり。訪問の頻度を減らすよう夫から一応は伝えてくれたようですが、状況はまったく変わりませんでした。それどころか、わが家に来ることがすっかり義母の日課になってしまったようです。
最近ではお風呂まで入って帰るようになり、慣れてきたのか、嫌なことを言われることもしばしば。「子どもはまだなの?」などと言われると、本当に傷つきます。夫は冗談だと言いますが、冗談にしても笑えません。
私はもう限界でした。「お義母さん、毎日家に来るのやめさせてよ」と切実に訴えても、夫は深刻に受け止める様子もなく、相変わらず義母の言いなりです。「そんなのかわいそうだろ! 来させないなんて、無理だし、このまま同居するか」とまで。どうやら義母は、もともと同居を希望していたようです。そんな話、私は初めて聞きましたが……。
さらに夫は、私を半ば脅すようなことまで言い始めました。「拒否権はお前にないからな」「ひとり息子の俺と結婚したからには、俺の母親の面倒を見ることくらいわかっていただろう」と言うのです。
「自分の立場わかってる?」妻が反撃
「大事なこと、忘れてない?」
言いたい放題の夫ですが、そもそもの前提を忘れているようです。今住んでいる家は、私の持ち家です。もともとは両親が住んでいた家ですが、生前贈与という形で譲り受け、現在は私が所有しています。
つまり、夫婦の共有財産ではありません。それなのに、夫と義母は勝手に同居の話を進め、私の仕事部屋を義母の部屋にしようとまで考えていたのです。そもそも結婚当初、親とは同居しないと約束したはずなのですが……。
ひとまず3人で話し合い、私は夫と義母が一緒に暮らすことを許可しました。そして後日、夫に家を出るよう伝えたのです。夫は、「同居を許可したのに何を言っているんだ」と怒っていましたが、私は自分の家で同居することを許可した覚えはありません。
実は、今回の一件をきっかけに離婚を決め、両親にも相談。そのうえで、自宅を売却することにしました。ですから、私も引っ越す予定です。
離婚成立!元夫と義母のその後
夫は、「離婚するくらいなら同居はしない」と言い始めました。しかも、「離婚したら、新しい出会いなんてもうないぞ」とまで言ってきて……。そんな言葉を聞いて、私はやはり、離婚を決意したのは間違いではなかったと確信しました。
その後、離婚が成立。あれだけ仲良く結託していた元夫と元義母ですが、離婚後は仲たがいするようになったと知人から聞きました。それでも2人で暮らしているようなので、なんだかんだお互いに必要としているのかもしれませんが……。
私は新しい場所で心機一転、自由気ままな生活を始めました。いつか素敵な人に出会えたらいいなと思っています。
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妻が義母との関係について悩みを打ち明けているにもかかわらず、その気持ちを受け止めず、勝手に同居の話を進める夫。思いやりに欠ける行動と言わざるを得ません。家族だからこそ、誰かひとりが我慢を重ねるのではなく、お互いの気持ちや生活を尊重することが大切です。誰かの幸せを犠牲にして成り立つような関係は、避けたいですね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
同居や住まいについての決断は、毎日の生活そのものに関わる大きな問題です。たとえ親を思う気持ちがあったとしても、パートナーの意見を聞かずに一方的に決めてしまえば、不満だけでなく信頼の喪失にもつながりかねません。家族だからこそ、自分の意見を押し通すのではなく、それぞれの気持ちや事情を尊重しながら話し合うことが大切ではないでしょうか。大切なことほど、あいまいにせず、納得できるまでパートナーと話し合って決めたいですね。