【厚労省速報】広がるコロナウイルス、今後の行事やイベント参加について

2020/02/21 13:30
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この記事では、2月20日に厚生労働省が公開したイベントの開催に関する見解について紹介しています。
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感染症

人混み

 

2月も後半になり、春が近づいてくると、保育園・幼稚園の行事や季節のイベントなどでおでかけしたり親戚が集まるなど、お子さんのいるご家庭でも人に会う機会が増えるのではないでしょうか? そんななか、2月20日に厚生労働省が、イベントの開催に関する見解を公表しました。

 

厚生労働省の見解は?

2月20日に公表された厚生労働省の見解は以下のとおりです。

 

新型コロナウイルスの感染の拡大を防ぐためには、今が重要な時期であり、国民や事業主の皆様方のご協力をお願いいたします。 

最新の感染の発生状況を踏まえると、例えば屋内などで、お互いの距離が十分にとれない状況で一定時間いることが、感染のリスクを高めるとされています。
 
イベント等の主催者においては、感染拡大の防止という観点から、感染の広がり、会場の状況等を踏まえ、開催の必要性を改めて検討していただくようお願いします。なお、イベント等の開催については、現時点で政府として一律の自粛要請を行うものではありません。
 
また、開催にあたっては、感染機会を減らすための工夫を講じていただきたい。例えば、参加者への手洗いの推奨やアルコール消毒薬の設置、風邪のような症状のある方には参加をしないよう依頼をすることなど、感染拡大の防止に向けた対策の準備をしていただきたい。
 
国民の皆様においては、風邪のような症状がある場合は、学校や仕事を休み、外出を控えるとともに、手洗いや咳エチケットの徹底など、感染拡大防止につながる行動にご協力をお願いします。特に高齢の方や基礎疾患をお持ちの方については、人込みの多いところはできれば避けていただくなど、感染予防に御注意いただくよう、お願いいたします。
 
そのためには、学校や企業、社会全体における理解に加え、生徒や従業員の方々が休みやすい環境整備が大切であり、テレワークや時差通勤も有効な手段であります。関係の皆様のご協力をお願いいたします。
 
なお、新型コロナウイルス感染症の今後の感染の広がりや重症度を見ながら適宜見直すこととしています。

 

■参考:厚生労働省 イベントの開催に関する国民の皆様へのメッセージ

 

「不要不急の外出を避ける」の意味

厚生労働省は、今回の見解の前に「不要不急の集まりを控えるよう」に呼びかけていました。大型台風が近づいているときなどもメディアなどで「不要不急の外出は避けるよう」アナウンスされています。では、この「不要不急」というのはどのような状況を指すのでしょうか?

 

「不要不急」とは、その字の通り、「重要ではなく、急ぎでもないこと」を言います。

 

政府の専門家会議において、国立感染症研究所長は会見で、「何が不要不急の用事にあたるのか」と問われ「新年会をおこなうとか、送別会をおこなうとか、そういったところには当てはまる」と答えたとのこと。

 

人によって、何が必要で急ぐことなのかは捉え方によっても異なり、政府の見解も具体的ではないため、判断に迷う……という方も少なくありません。


もう一度おさらい! 私たちができる感染予防策とは?

新型コロナウイルスの感染経路は、今のところ、飛沫感染と接触感染であることが明らかになっています。今私たちができる感染予防対策についてもう一度おさらいしてみましょう。

 

人混みを避ける

飛沫は1mくらい飛んでから落下するため、通常は1~2m以内の至近距離で飛沫を浴びることで感染すると言われています。不特定多数の人が密集するような場所は、感染の機会が多いと考えられます。また、公共の場所にあるドアノブや手すり、電車のつり革なども不特定多数の人が触れる機会が多く、ウイルスが付着値ている可能性もあります。

 

正しいマスクの着用

政府は2月12日にマスクの増産体制を強化し、毎週1億枚以上が供給できる見通しであることを公表しましたが、現在もなおマスク不足は解消されていないようです。

 

マスクを着用する際は、清潔な手で、自分に合ったサイズのマスクのゴム部分を持って装着し、鼻と口をしっかり覆うようにしましょう。また、マスクを外す際も、ゴム部分を持って外し、袋などに入れて捨てるようにしましょう。

 

警視庁警備部災害対策課はツイッターで「キッチンペーパーでつくる簡易マスク」を紹介しています。密閉性には少し欠けるものの、砂ほこり等は十分に防げるとのこと。緊急時は参考にしてみるのもいいかもしれません。

 

マスクがない場合は咳エチケット(ティッシュ・ハンカチ、上着の内側や袖などで口や鼻を覆う)を徹底しましょう。

 

せっけんやアルコール消毒液による手洗い

手についたウイルスを体内に入れないようにするためには、手洗いが重要になります。正しい手洗いの方法を確認しておきましょう。

 

※資料提供:サラヤ株式会社

 

せっけんと流水による手洗いができない場合は、アルコール消毒液による手洗いをおこないましょう。

アルコール手指消毒

※資料提供:サラヤ株式会社

 

アルコール消毒液は、両手がしっかり濡れる程度出し、乾くまで刷り込むようにするのがポイントです。

 

マスク不足に続き、アルコール消毒液も品薄状態になっている影響をうけて、携帯用ハンドソープの需要が高まっているようです。

 


明日から3連休。前々からおでかけの予定を立てていたという方もいらっしゃるでしょう。イベントの開催や外出に関して、個々の判断に委ねられてるのが現状です。人混みを避け、正しいマスクの装着、せっけんやアルコール消毒液での手洗いをおこなうとともに、冷静な判断も求められるところです。最新情報を入手し,感染予防に努めましょう。今後も、政府の見解を注視していきたいと思います。
 

監修者・著者

助産師 REIKO


医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。



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