トラウマになってしまうかも!?子どもに本当に言ってはいけないこと

2020/03/10 20:00
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メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんが、子どもに言ってはいけないことについてお話ししてくれました!できれば避けたほうがいい言葉や言ってしまったあとにできることなどまとめて解説!
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ほめ方・しかり方

 

今では、ネットや情報誌などでは“子どもに言ってはいけなこと”があふれています。あまりにたくさんありすぎて、親にとっては覚えるのも大変ですし、言ってしまった後で「これは言ってはいけなかったのか」と後悔することも多々あるでしょう。


親だって人間ですから、余裕がないとついつい子どもを傷つけるようなことを言ってしまうこともあると思います。では、本当に子どもに言ってはいけないこととはどんなことなのでしょうか。

 

できれば避けたいこと

実は絶対的に子どもに言ってはいけないことはありません。ご自身を考えてみていただいてもわかるように、今“子どもに言ってはいけなこと”とされている言葉を親から言われた経験がある方はたくさんいると思います。


たとえば、
・兄弟やお友達と比較するようなこと
Ex.○○はできるのに、なぜあなたはできないの?
・存在を否定することば
Ex.あなたなんていなければいいのに、
・容姿を否定すること
Ex.〇〇ちゃんはかわいくないわね
・理不尽なことば
Ex.あなたはお姉ちゃん/お兄ちゃんなんだから
・何かをだしにして子どもにしてほしいことをさせる
Ex.△△したら、ご褒美に□□を買ってあげる
・過程ではなく結果を褒める
Ex.100点とってえらいね!
などなど。


これらは、できれば言わない方がいい言葉には違いありません。
けれど、子どもによって受け取り方はさまざまで、非常に気にする子もいれば、全く気にしない子もいます。


またこの先、成長していくなかで、他人からイヤなことを言われることもあるでしょう。わざわざ傷つけるようなことを言う必要は全くありませんが、親があまり神経質になる必要もないのです。

 

やってはいけないこと

絶対的に言ってはいけないことはありませんが、やってはいけないことはあります。
・子どもが傷つくとわかっていながら、言ってはいけないとされるようなことばを繰り返し言うこと
・自分が言われて嫌だと思うことをあえて子どもに何度も言うこと

 

これらは、子どもをたしなめるという理由をつけて、親の気分をスッキリさせることに子ども利用している場合が多いからです。言っている内容よりも、子どもに対して悪意があることの方が問題です。なぜなら、悪意は少なからずとも確実に伝わります。


一度ひどいことを子どもに言ってしまったとしても、親から愛されていると感じられれば、子どもはこの先も前向きに生きていく糧をもつことができます。ただそこに、「もしかして本当にそう思っているのかな…」「ママはわたしが嫌いなのかな」という疑問が生じたとき、トラウマになりかねない暴力的な言葉に変わってしまうのです。


実はトラウマはない!?

「嫌われる勇気」でもおなじみの心理学者アルフレッド・アドラーの説によれば、トラウマはないとされています。

 

たとえば、親からかわいくないと何度も言われ続け、自信をしっかり失って閉じこもってしまった人がいるとします。親からかわいくないと言われたことが原因=トラウマと考えられる場合が多くありますが、アドラーは、閉じこもるのがその人にとって都合が良いため、親からかわいくないと何度も言われたという原因を後付けしたと考えます。
 

この説には賛否がありますのでここでは深く掘り下げませんが、少なくとも、子どもが親から言われて傷ついたことが、結果的に子ども自身がトラウマであると感じてしまう可能性はあるわけです。言ってしまって、“しまったな”と思ったら、お子さんにしっかり謝りましょう。


全く悪気なく言った一言にお子さんが傷ついてしまうこともありえます。これは言ってはいけない、あれは言ってはいけない、と神経質になるより、お子さんが何に傷つくのか、反対にパパやママはどんなこと を言われたら嫌なのか、お子さんとざっくばらんに話せる環境こそが一番大切ではないでしょうか。
 

著者

ライター カトウ ヒロコ

メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー


メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。



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