今回解説してくれたのはテックマークジャパンの中の人
※テックマークジャパン株式会社提供
- テックマークジャパン株式会社 業務部 修理精査センター 本多宏行(ほんだ ひろゆき)さん
毎日掃除機をかけていたら、買い替え時季はどのくらいが目安?

製品にもよりますが、一般的な買い替えの目安は6年です。
家電製品には、機能を維持するために必要な性能部品があり、それぞれ製品ごとに最低保有期間が定められています。
性能部品の保有期間は、その製品の製造が打ち切られてからの年数となっており、家庭用掃除機は6年とされているものが大半。
取扱説明書に従って正しく使用していても、6年を超えると性能部品の保有在庫切れとなり、修理不能と案内される可能性は否めません。
また、明らかな吸引力の低下や異音などを確認できた場合は、購入した販売店やメーカーサービスへ相談するのも1つの方法です。
トイレとリビングを同じ掃除機・同じヘッドで掃除してもいい?
※義実家での掃除を想定したイラストです。
衛生面を考慮すれば、避けるべきです。
仮に、同じ掃除機で行う場合には、床ブラシやノズルを使い分けることで衛生面を配慮できます。
ただし、使い分けても掃除機内部へ吸い込まれることは変わらないため、トイレからの雑菌をリビングに拡散させる可能性は否めません。
掃除機のヘッドローラーに絡みついた「髪の毛」を綺麗に取る方法はある?

床ブラシに絡みついた毛や糸くずを取り除く方法は、メーカーホームページや取扱説明書で案内されていることが多いです。
なお、絡みついた毛や糸くずは、床ブラシに装着されている回転ブラシを脱着のうえピンセットやハサミを用いて取り除きましょう。
回転ブラシを脱着できない仕組みになっている場合も、先の細いハサミなどで少しずつ取り除くことが一般的です。
掃除機の正しいかけ方は?そもそも、かけるときに往復させる意味はある?
まず、使い方としては、前後に往復させるのが基本です。
そもそもの仕組みとして、一般的には床ブラシを引くときがゴミや埃を取りやすいとされています。引くときは床ブラシと床の密閉性が高まり、吸引力が上がる仕組みだからです。
とはいえ、引き続ける行為だけで掃除するのは難しいでしょう。さらに、床ブラシと床そのものとが密着し続けていては吸い取れません。
したがって、押す行為で大きなゴミや埃を吸い込みます。その後の引く行為で、絨毯やフローリングのつなぎ目など、奥に隠れるゴミや埃を吸い込ませるのがおすすめです。
強・標準・弱はどのように使い分けるのが正しい?

絨毯などのゴミや埃が、奥に隠れている場所では「強」を使います。畳などは床ブラシからの攻撃性を緩和させたいので「弱」がおすすめ。
なお、フローリングは「標準」で良く、常に「強」で使い続ける必要はありません。
また、なかには「強が一番綺麗になる?」と、想像される方もいるのではないでしょうか。
本多さんに聞いてみたところ、回転力を「強」にすることで最も綺麗に掃除できるわけではないとのこと。
やみくもに「強」にするのではなく、使用する場面に合わせて使い分けましょう。
使い方次第で掃除機の利便性や寿命は変わる
実際に話を聞いてみて、無意識にNG行為をしていたことに気づきました。
掃除機を長く使い続けると、壊れたり劣化したりするのは当然です。製品の寿命を伸ばせるかどうかは、使い方次第だと感じました。
少しでも掃除機を長く使えるように、管理方法含めて見直していきたいです!