義母「貧乏くさいから」運動会の手作り弁当を高級弁当にすり替え→娘号泣…温厚な義父の逆鱗に触れ!?

30歳の私は、夫と7歳の娘と3人で暮らしていました。家族仲は良好でしたが、ひとつだけ悩みの種が……。それは、近所に住んでいた義母のことです。
義母は何かにつけて「高いものほど良い」という考えを押し付けてくる人でした。特に当時は私の料理が気になっていたらしく、使っている食材にまで口を出されることが増えていました。
高級食材しか認めない義母
ある日の夕食前、義母が突然わが家を訪ねてきました。
ちょうど私が夕食の支度をしていたところだったのですが、キッチンに置いてあった食材を見た義母は、開口一番こう言ったのです。
「またそんな安っぽい材料を使っているの?」
義母は、高級な食材を使えば料理もおいしくなると思っていたようです。
私はスーパーの特売品なども利用しながら、家族がおいしく食べられるように献立を考えていました。浮いたお金を娘の教育費や将来のために貯めておきたいという思いもありました。
しかし、義母にはそんな私の考えが理解できなかったようです。
「特売品ばかり買うのはやめなさいよ。もっとちゃんとしたものを食べさせないと、娘ちゃんがかわいそうじゃない」
何度説明しても、義母は聞く耳を持ってくれません。
食材は値段だけで良し悪しが決まるものではないと私は思っていましたが、毎回反論するのにも疲れ、次第に聞き流すようになっていました。
運動会のために朝4時から作った特別なお弁当
娘の小学校で運動会がおこなわれた日のこと。
私は朝4時に起き、家族みんなで食べるお弁当を作りました。娘が好きな唐揚げや卵焼きをはじめ、彩りを考えたおかずやおにぎりなどを詰め、前日から準備していたものも合わせると、かなりの時間をかけたお弁当でした。
起きてきた娘は、お弁当の中身を見るなり大喜び。
「お昼、楽しみ!」
そう言って学校へ向かった娘を見送りつつ、私もうれしい気持ちになりました。
その日は義両親も運動会を見に来ることになっていました。義父は用事があったので、義母だけ先にわが家へ来てもらうことに。
レジャーシートや折りたたみ椅子、カメラなど荷物が多く、私と夫で手分けして持っていました。すると義母が、お弁当の入ったクーラーバッグを見て言ったのです。
「あなたたち荷物が多いでしょう? そのお弁当は私が持ってあげるわよ」
義母は自分の大きなバッグも持っていましたが、「まだ持てるから大丈夫よ」と言ってくれたので、私はその言葉に甘えてクーラーバッグを任せることにしました。
そのまま3人で小学校へ向かい、到着してからは娘を応援するのに夢中になって、お弁当のことを確認することすら忘れていたのです。
「あなたのお弁当は置いてきたわ」義母の言葉に絶句
そして午前中の競技が終わり、待ちに待った昼食の時間。娘が合流すると、義母は大きなバッグから見覚えのない立派な重箱を取り出しました。
「それ、何ですか?」
私が尋ねると、義母は得意げにフタを開けました。中に入っていたのは、見るからに豪華な料理の数々。しかし、それは私が作ったお弁当ではありません。
嫌な予感がして、「私が作ったお弁当は?」と聞くと、義母は悪びれる様子もなく答えました。
「置いてきたわよ。だって、あんな貧乏くさいお弁当を運動会で広げるなんて恥ずかしいでしょう?」
耳を疑いました。
義母によると、運動会に合わせて有名店のお弁当を事前に注文していたそうです。
「せっかくみんなで食べるんだから、こっちのほうがいいでしょう?」
義母はそう言いましたが、私は返す言葉が見つかりませんでした。朝4時から娘のために作ったお弁当を、私にひと言も相談せず家に置いてきたというのです。どうやら、私たちがほかの荷物を運んでいる間に、義母がこっそり玄関に置いていたようです。
高級なお弁当を用意されたことよりも、私や娘の気持ちを無視して勝手に決められたことが悲しくて仕方ありませんでした。
「ママのお弁当がよかった!」と泣き出した娘
私が言葉を失っていると、隣にいた娘が重箱の中をじっと見つめていました。
義母が用意したお弁当には、普段なかなか食べる機会のない豪華な料理が並んでいます。しかし、娘が楽しみにしていたのは高級な料理ではありませんでした。
「あのさ……ママのお弁当は? ばあば、なんで置いてきたの?」
私は何も言えず、義母を見ることしかできませんでした。
すると義母が、「こっちのほうがおいしいわよ。せっかくの運動会なんだから、豪華なものを食べたほうがいいでしょう?」と言いました。
その瞬間、娘の目に涙が浮かびました。
「いや! 私、ママのお弁当が食べたかった!」
楽しみにしていた娘を泣かせてしまったことがつらく、私まで涙が出そうになりました。
すると、それまで黙っていた夫が義母に言いました。
「母さん、さすがに勝手すぎるよ。娘が楽しみにしていたお弁当を置いてくるなんてひどいだろ」
義母は、「でも、こっちのほうが高いのよ?」と納得できない様子。
夫はさらに、「値段の問題じゃないだろ。朝早くから家族のために作ってくれたものを、黙って置いてくるなんてありえないよ」とはっきり言ってくれました。
少し遅れて到着した義父も事情を知り、義母に厳しい表情を向けました。
「おい……! いい加減にしろ! 人が朝早くから家族のために作ったものを、『貧乏くさい』なんて勝手に決めつけて置いてくるなんて、何を考えてるんだ!」
普段は義母に強く言うことの少ない義父が声を荒らげたことに、私も驚きました。義母もさすがに何も言い返せず、黙り込んでしまいました。
義父のファインプレー
すると義父が、何かを思い出したように口を開きました。
「そういえば、玄関近くにあったクーラーバッグ、一応持ってきたんだよ」
義父はわが家の合鍵を持っていました。その日は予想よりも気温が高かったため、小学校に着いたあと、遅れて来る義父に連絡し、わが家に立ち寄って冷えた飲み物を追加で持ってきてもらうようお願いしていたのです。
そこで玄関に置かれたままになっていたクーラーバッグに気付いた義父。私たちが忘れたのだと思ったそう。
「運動会の弁当じゃないかと思って、一応持ってきたんだよ」
そう言うと、義父は見覚えのあるクーラーバッグを私たちに差し出しました。
「それです!」と思わず大きな声が出ました。娘もすぐに気付き、「ママのお弁当だ!」と、先ほどまで泣いていたのが嘘のような笑顔を見せました。
私たちは、義父が持ってきてくれた保冷剤入りのクーラーバッグからお弁当を取り出し、みんなで食べることに。
大好きな唐揚げを頬張りながら、「やっぱりママのお弁当がいい!」とうれしそうに笑う娘。その顔を見た瞬間、朝早くから頑張って作ってよかったと心から思いました。
高級だから良いとは限らない
一方の義母は、すっかり気まずそうにしていました。しばらくしてから、「……ごめんなさい。喜んでもらえると思ったのよ」と小さな声で謝ってきました。
義母なりに、豪華なお弁当を用意すれば家族が喜ぶと思っていたのでしょう。
しかし、自分が良いと思ったものを押し付けるために、誰かが大切にしているものを勝手にないがしろにしていいわけではありません。
その後、義母が料理について何も言わなくなったわけではありませんでしたが、以前のように食材の値段だけを理由に強く否定されることは減っていきました。娘が泣いた姿や、夫と義父から厳しく注意されたことで、少しは思うところがあったのかもしれません。
◇ ◇ ◇
高級な食材や豪華な料理には、もちろんそれぞれの良さがあります。それでも、値段が高ければ必ず相手が喜ぶとは限りません。
あの日、私が娘のために作ったのは、特別高価なお弁当ではありませんでした。それでも娘が満面の笑みで食べてくれたことで、私にとっては何よりも思い出に残るお弁当になりました。
※画像の加工に生成AIを使用しています
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
1つ目のエピソードでは、娘の運動会のために朝4時からお弁当を作った女性。しかし、義母がそのお弁当を勝手に家に置いてきてしまいました。ところが、思わぬ人物のおかげで事態は一転したのでした。
続く2つ目のエピソードでは、妊娠を報告して以来、義母に何度も夫を呼び出されていた女性。ついには陣痛が始まった日まで夫を呼び出そうとする義母に、女性はある疑惑を抱いて……。
「体調悪いから来て〜」出産当日に夫を呼ぶ義母⇒私「仮病ですよね?」突きつけた結果、義母が自滅!?

妊娠後期、予定日が近づくにつれて、わが子に会える喜びと不安の両方が増していきました。夫もわが子の誕生を心待ちにしてくれていました。しかし、そんな私たちの大切な時間に、義母が何度も割り込んでくるようになったのです。
妊娠報告のあと急に増えた義母の「体調不良」
義母に妊娠を報告してから、義母が「体調不良」を理由に夫を呼び出す回数が増えていきました。
妊婦健診の日、私は夫に「予定どおり午後は早く帰れそう?」「病院14時からだよ、遅れないでね」と連絡を入れました。予定日も近く、先生の話を夫にも一緒に聞いてほしかったからです。
ところが返ってきたのは、「ごめん……一緒に病院行けなくなった」という短いメッセージ。理由を聞くと、義母から「体調を崩したから家に来てほしい」と連絡があったというのです。
先週も体調不良だと言っていなかった? その前の週も……。私は思わず「どこが悪いの?」「病院でちゃんと診てもらったら?」と返しました。でも夫は、「母さんは病弱で持病もいろいろある」「倒れたらまずいから様子を見てくる」と話します。
私が「妊娠のことを話してからだよね。お義母さん、体を壊すようになったの」とつぶやくと、夫は少し間を置いてから、「年を取ったからだよ。老いって怖いな」と言いました。その言葉に、私はそれ以上言えなくなってしまいました。
「私って病弱だから」義母の言葉に感じた違和感
健診が終わり、異常なしと言われてほっとした夕方。義母から「健診はどうだった?」と連絡が来ました。私は問題ないことを伝えつつ、「体調を崩したと聞きましたが、お身体の調子はいかがですか?」とメッセージを送りました。
すると義母は、「息子の顔を見たらちょっとマシになったわ〜」「健診の日に邪魔してごめんなさいね〜」と、軽い調子で返してきました。私は「最近、頻繁に体調を崩されて大変ですね」と探りを入れました。
すると、義母はすぐに「ほら私って病弱だから」と言い、「息子もいつも心配して来てくれるのよ〜。さすが母親思いの良い息子だわ」と続けます。義母は自分の体の“悪いところ”を次々と話しますが、私が会うときの義母はいつも元気そうで、顔色も肌ツヤもよく、どう見ても「病弱」には見えません。
私は「本当に具合が悪いときは、私が行きますよ。私、元看護師なので、必要なお手伝いもできますし、受診したほうがよさそうなら付き添うこともできます」と申し出ました。すると義母は「結構よ。あなたの顔を見たらさらに体調悪化しそう」と跳ね返してきました。
義母の“体調不良”…テーブルの上で見つけた書類
それからも、義母の「体調不良」は定期的に起こりました。ある日、義母にお使いを頼まれて義実家に立ち寄ったときのこと。ふとリビングのテーブルを見ると、開いたままの書類が置きっぱなしになっているのが目に入りました。
それは、健康診断の検査結果。日付はつい最近で、記載されている項目に異常はありませんでした。もちろん、それだけで体調不良が嘘だとは言い切れません。しかし、夫を頻繁に呼び出す義母への疑念はますます強くなりました。
そして、予定日より少し早い日。陣痛が強くなり始め、私は病院へ向かう準備をしていました。夫に「何時ごろ、病院に着きそう?」と連絡すると、夫は「会社は今出たんだけど……」と歯切れが悪い返事。
嫌な予感がして理由を聞くと、夫から「陣痛が始まったことを母さんに伝えたら、『今すぐ家に来てほしい』って言われた。高熱が出て寝込んでるらしい。母さんのところに寄ってから病院に行こうかな」と返信がありました。そのメッセージを読んだ瞬間、私は痛みよりも怒りで頭が真っ白になりました。
陣痛の中、夫に伝えた「義母は仮病かもしれない」
「寄り道しないで早く来て!」私が必死に返すと、夫は「様子だけ見てすぐ病院に行く」と言います。でも私はわかっていました。義母は必ず引き止める。今日も、きっと。
陣痛の合間、私は震える指で打ちました。「こんなこと言いたくないけど、お義母さんは仮病かもしれない。いいかげん気付いて」夫は最初、信じられない様子でした。けれど私は、理屈で畳みかけました。
妊娠を報告してから、義母が体調不良を訴える回数が増えたこと。妊婦健診の日にも夫を呼び出していたこと。そして、私が手伝いや受診の付き添いを申し出ても断られたこと。
夫が「たしかに……」と揺らぎ始めたところで、私は「健康診断では異常がなかったみたい。でも、それだけで仮病とは言い切れない。ただ、妊婦健診の日も、陣痛が始まった今日も呼び出すなんて、どうしても不自然に感じるの」と伝えました。そして「今は私と赤ちゃんのそばにいてほしい」と訴えると、夫は病院へ向かうと約束してくれました。
「息子は私を優先する」義母の言葉に、私は…
私が病院に着いて間もなく、夫も駆けつけてくれました。すると、義母から電話がかかってきました。「陣痛が来たんですってね。残念だけど立ち会いは無理よ」と告げられ、さらに「息子はあなたよりも私の方が大事だから、こっちに来るって」と得意げに続けました。
私は確信があったわけではありませんでしたが、あえて強気に出ました。「お義母さん、仮病って知ってますよ。夫にも話したので、夫も知ってます。夫はもう病院に来ていますし、今日はそちらへ行きません」と告げると、義母は「え……?」と動揺した様子でした。
義母は「仮病じゃない」と怒りました。私は「本当に高熱があるなら、医療機関に相談してください。でも、今日は私たちにとって大切な日です。夫には出産に立ち会ってもらいます」と伝えました。
すると義母は、しばらく黙り込んだあと、ぽつりと本音を漏らしました。「……本当は熱なんて出ていないの。結婚してから息子が来なくなって……寂しくて」
痛みで息が詰まりそうになりながらも、「そんな理由で、立ち会い出産まで邪魔するんですか」とはっきり告げました。義母は「その場に息子がいる必要はない」と吐き捨てます。私は「立ち会いは夫が望んだことです」と伝えました。
それでも義母は「息子は私のもの」「絆で結ばれている」と叫ぶので、私は最後に「お義母さんのそれは絆じゃなくて、束縛です」と言いました。義母は「今から病院に行く!」と騒ぎましたが、私はもう相手にしませんでした。
その後、夫の立ち会いのもと、私は元気な女の子を出産。小さな手を見つめた夫は、泣きそうな顔で「母さんを心配する気持ちばかりになっていて、今一番僕を必要としてくれている2人を後回しにしかけていた」と言いました。それから夫は義母と距離を置き、家事も育児も積極的に手伝ってくれています。慣れない育児に追われながらも、今は家族3人で穏やかに暮らしています。
◇ ◇ ◇
親子の絆は大切なものですが、結婚後は新しい家族との関係も同じように大切にしていく必要がありますよね。過度な干渉は、お互いにとって良い結果につながらないことも。思いやりを忘れず、無理のない距離感を築いていけると安心ですね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
いかがでしたか?
今回は、家族の特別な一日を守ろうとした女性たちのエピソードをご紹介しました。
娘の運動会で手作りのお弁当を義母に勝手に置いていかれた女性や、出産当日に義母の体調不良を理由に夫の立ち会いを妨げられそうになった女性。どちらも思わぬトラブルに直面しましたが、周囲の協力や自らの行動によって、大切な家族との時間を守ることができました。
家族にとって特別な日だからこそ、何より大切にしたいのは当事者の気持ちです。たとえ身内であっても、相手の気持ちを無視して、自分の考えを一方的に押し通すのは考えものです。相手の言動に違和感を覚えたときは、遠慮せずに自分の思いを伝え、大切な時間を守りたいですね。