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婚約者の妹「オバサンと結婚?お兄ちゃんかわいそ〜」5歳年下の彼も同調→彼の祖母「今すぐ出て行け」事態が一変!?

結婚を考えるほど大切に思っていた相手でも、思いがけない場面で本性が見えてしまうことがあります。幸せな未来を思い描いていたのに、結婚前に信じられない事実を知ってしまったら……。それは、人生を見直す大きなきっかけになるかもしれません。

今回は、結婚前に相手の本性を知り、危うい結婚を回避した女性たちのエピソードをご紹介します。

結婚のあいさつで婚約者が自分を値踏みしていたと知った女性や、彼から婚約指輪を渡されていたのに、別の本命婚約者の存在を知らされた女性。信じていた相手の裏の顔を知った女性たちは、自分の未来を守るため、きっぱりと関係を断つことになり……。

「30歳のオバサンと結婚?」私を見下す婚約者の妹。彼の本音にも絶句→彼らの祖母がまさかの鉄槌!?

まとめ

仕事一筋で頑張ってきた私。しかし、30歳を過ぎたころ、大きな転機が訪れました。

 

きっかけは、5歳年下の彼との出会い。取引先の担当者だった彼は、物腰が柔らかく、いつも穏やかに接してくれる人でした。年齢差を気にする様子もなく、誠実に向き合ってくれる彼に、私は少しずつひかれていったのです。

 

やがて彼から交際を申し込まれ、私たちは付き合うことになりました。

 

それから1年。大きなけんかをすることもなく順調に関係を育み、交際1周年の日、私は彼からプロポーズされました。

 

まさか自分がこんなに幸せな日を迎えられるとは思っておらず、迷うことなくプロポーズを受けた私。

 

結婚が決まったことは、私を幼いころからかわいがってくれた祖父母にもすぐに報告しました。2人とも自分のことのように喜び、「今度、どんな人なのかゆっくり聞かせてね」と祝福してくれました。

 

そして後日、いよいよ彼の家族へ結婚のあいさつに行くことに。

 

幼いころに両親を亡くした彼は、妹とともに祖母に育てられたそう。現在も祖母と妹の3人で暮らしていました。彼が家族の話をするときにはたびたび祖母の話が出ていたため、私もお会いするのを楽しみにしていました。

 

しかし、その日私を待っていたのは、想像していたような穏やかな顔合わせではなかったのです。

 

 

初対面から私を敵視してきた彼の妹

あいさつ当日、彼の家を訪れると、彼の祖母は笑顔で迎えてくれました。しかし、その隣にいた彼の妹は、私を見るなりどこか不満そうな表情を浮かべていたのです。

 

最初は緊張しているだけかと思いましたが、お茶を飲みながら話しているうちに、そうではないことがわかりました。

 

彼が私の仕事について話し、「すごく仕事ができるんだよ」と褒めてくれたときのこと。

 

「仕事ができるから何なの?」と彼の妹が突然、冷たい口調で言いました。その場の空気が一瞬で凍りつきました。

 

さらに彼の妹は、私が彼より5歳年上だと知っていたからか、「30過ぎのオバサンなんでしょ?」「仕事ばっかりしてたから、そんな年になっちゃったんじゃない?」とまで言ってきたのです。

 

初対面の相手からここまで言われるとは思わず、さすがの私も腹が立ちました。それでも、結婚すれば家族になる相手です。その場で言い返してもめるのは避けたいと思い、私はなんとか平静を保ちました。

 

それに、彼が止めてくれるだろうとも思っていたのです。

 

ところが、彼は困ったように笑い、「まあまあ……」と言うだけで、妹を注意しようとはしません。彼の祖母が「そんな失礼なことを言うんじゃありません」とたしなめてくれましたが、妹は不満そうな顔をしただけ。

 

そして、その後も私への嫌みは続きました。ついには、「自分で婚期を逃したくせに、年下のお兄ちゃんと結婚しようとするなんて図々しくない? おばさんと結婚するなんて、お兄ちゃんかわいそ〜」とまで言われたのです。

 

私は思わず彼を見ました。今度こそ「そんなことを言うな」と言ってくれると思ったからです。

 

しかし彼は私と目を合わせようともせず、「お茶、冷めちゃったな。いれ直してくるよ」と言って席を立ってしまいました。

 

同時に、彼の妹も席を立ち、彼を追って出ていきました。あまりにも露骨に逃げた彼の態度に、私はそれまで抱いていた信頼が一気に揺らぐのを感じました。

 

 

聞こえてしまった彼の本音

リビングに残されたのは、私と彼の祖母の2人。彼の祖母は申し訳なさそうに謝ってくれましたが、私はどう返せばいいかわかりませんでした。

 

すると、キッチンから妹の声が聞こえてきたのです。

 

「ねえ、お兄ちゃん。あんなオバサンと本当に結婚する気なの?」

 

家の中が静かだったため、会話はリビングまで筒抜け。私は聞いてはいけないと思いながらも、続く彼の言葉に耳を疑いました。

 

「仕事ができるし、結婚相手としては悪くないだろ。貯金だってそれなりにあるだろうし」

 

さらに彼は、「俺だって若いだけの子と結婚するより安心だし。向こうだって5歳も年下の俺と結婚できるんだから、悪い話じゃないだろ」と言ったのです。

 

頭から冷水を浴びせられたような気持ちでした。年齢を気にせず、私自身を見てくれていると思っていた彼が、まさかそんなふうに考えていたなんて……。

 

ところが実際の彼は、私の仕事や経済力を結婚のメリットとして考え、そのうえ、私も5歳年下の彼と結婚できるのだから得をするはずだと思っていたのです。

 

妹の暴言を止めなかった理由も、その言葉を聞いてわかった気がしました。その場で、私はこの結婚を白紙に戻そうと決意したのです。

 

そのときでした。

 

「あなたたち、いい加減にしなさい!」

 

私の隣にいた彼の祖母が声を上げたのです。どうやら、彼らの会話は祖母にもしっかり聞こえていたようでした。

 

キッチンから戻ってきた彼と妹に向かって、祖母は厳しい表情で言いました。

 

「人を年齢で侮辱して、それを止めもしない。それどころか、結婚する相手を損得で品定めするなんて……私はそんなことを教えた覚えはありません」

 

彼は慌てて「違うんだよ、ばあちゃん。今のは妹に合わせて言っただけで……」と言い訳しました。

 

それを聞いて私の気持ちはさらに冷めました。妹に合わせただけだったとしても、婚約者を侮辱する言葉に同調したことに変わりありません。

 

彼の祖母は2人を厳しく叱ったあと、私に向き直りました。

 

「本当にごめんなさいね。せっかく結婚のあいさつに来てくれたのに……」

 

「いえ、おばあ様が謝ることではありません」と私が答えると、彼の祖母は申し訳なさそうな表情に。

 

その場には気まずい沈黙が流れました。彼の祖母は、これ以上空気が悪くならないよう話題を変えようとしてくれたのか、私の家族について尋ねてくれました。

 

「ご両親も、結婚を喜んでくださっているの?」

 

私は「はい」と答え、家族の話をする中で、幼いころからかわいがってくれた祖父母のことにも触れました。

 

すると、彼の祖母がふと首をかしげました。

 

「もしかして、あなたのおばあちゃんのお名前は……?」

 

祖母の名前を伝えた瞬間、彼の祖母は目を見開いたのです。

 

「やっぱり……! あなた、あの人のお孫さんだったの?」

 

今度は私が驚く番でした。詳しく話を聞いてみると、なんと私の祖母と彼の祖母は、昔からの知り合いだったのです。まさかこんなところで祖母同士につながりがあったとは思いもせず、私も驚きを隠せませんでした。

 

 

彼の祖母が2人に下した鉄槌

彼は「ばあちゃんの知り合いなら、結婚相手にちょうどいいじゃん!」「ばあちゃんも孫がもう1人増えるみたいで、うれしいだろ?」と明るい声で言いましたが、彼の祖母はすぐに彼へ厳しい視線を戻しました。

 

「相手が誰であろうと、今日のあなたたちの態度は許されるものではないでしょう」

 

そして彼の祖母はしばらく2人を見つめたあと、きっぱりと言いました。

 

「私がいつまでも何でもやってあげていたのが、いけなかったのかもしれないね。2人とも、もう立派な大人でしょう」

 

彼と妹は戸惑ったように顔を見合わせました。私も、彼の祖母が何のことを言っているのかわからず、黙って話を聞いていました。

 

「食事も洗濯も、家のことは私に任せきり。困ったことがあれば、すぐ私を頼る。両親を早くに亡くしたからと、私がいつまでも世話を焼きすぎたんだね」

 

そこで私は初めて、彼と妹が成人した今も、身の回りのことの多くを祖母に頼って生活していたことを知ったのです。

そして彼の祖母は、驚く2人に向かって言い放ちました。

 

「あのさ……。今すぐこの家から出ていきな」

 

「えっ!? 急にそんなこと言われても困るよ!」と彼が慌てても、祖母は引きません。

 

「これを機に、自分たちのことは自分たちでやりなさい。私も、あんたたちを甘やかしすぎたよ」

 

妹も「そんなの無理!」と声を上げましたが、祖母が考えを変えることはありませんでした。

 

彼の祖母は、「だったら猶予は1カ月。それまでに新しい住まいを見つけて、この家を出なさい」と2人にはっきり告げました。

 

そして、彼の祖母は改めて私に謝り、「結婚についても、よく考え直してね」と声をかけてくれたのです。

 

祖母同士が知り合いだったという偶然にも驚きましたが、それ以上に、彼が祖母に頼り切って生活していたという事実にあぜん。彼との結婚は考えられないと、改めて強く思いました。

 

 

私の決心に、彼の祖母がかけてくれた言葉

家を出るよう言い渡されて動揺していた彼は、それでも私に「本心じゃなかった」「妹を刺激したくなくて合わせただけだ」と何度も謝ってきました。しかし、私の気持ちは変わりませんでした。

 

もし本当に彼の言う通りだったとしても、結婚後も妹との間で問題が起こるたび、彼は同じように逃げるのではないか――何より、一度聞いてしまった言葉をなかったことにはできません。

 

私は彼に婚約を解消したいと伝えました。彼には何度も引き止められましたが、私の意思は変わりません。

 

婚約解消を切り出され、さらに祖母から退去を言い渡された彼はぼうぜん。妹も突然の宣告に言葉を失っていました。

私は帰ることにしましたが、玄関まで見送りに来てくれたのは、彼の祖母ただ1人。

 

「本当にうちの孫たちがごめんなさい。あなたは我慢することなく、自分の人生を一番に考えてね」

 

そう言ってくれたことを、今でも覚えています。

 

帰宅して祖母にその日の出来事を話すと、祖母も彼の祖母が昔の知り合いだったことに驚いていました。その後、祖母同士は久しぶりに連絡を取り合ったそうです。

 

彼とは何度か婚約解消について話し合い、最終的に正式に別れることになりました。彼の妹から直接謝罪されることはありませんでした。

 

その後も彼の祖母とは交流が続いており、時々、彼と妹の近況を聞くことがあります。

2人は祖母から告げられた期限までに家を出て、それぞれ新しい生活を始めたそうです。それまで家事の多くを祖母に任せていた2人は、慣れない家事に苦戦し、生活費のやりくりにも苦労しているのだとか。

 

彼の祖母は「もっと早く自分たちで生活させるべきだったのかもしれないね」と話していました。

 

私は彼とは別れたものの、祖母同士の付き合いまでなくなったわけではありません。むしろ今回の出来事をきっかけに交流が復活したようで、私も祖父母の家で彼の祖母と顔を合わせることがあります。「あなたがうちの孫のお嫁さんになってくれたら、うれしかったんだけどね」と少し寂しそうに言われたことも。

 

もちろん、彼とのことはつらい経験でした。それでも、結婚する前に彼の家族との関係や、家族の前での彼の振る舞いを知ることができたのは、不幸中の幸いだったと思っています。

 

もしあの日、妹の暴言に彼がきちんと向き合ってくれていたら、結果は違ったかもしれません。しかし、私が結婚しようとしていたのは、都合が悪くなると逃げ、婚約者が傷つけられても妹に強く言えず、陰では結婚を損得で考えていた人だったのです。

 

それに気付けたからこそ、私は結婚する前に引き返すことができました。今は仕事に打ち込む日々を送っています。

 

◇ ◇ ◇

 

結婚を考える相手だからこそ、普段やさしくしてくれるかだけではなく、自分が誰かに傷つけられたときに、きちんと寄り添ってくれる人なのかどうかも大切ではないでしょうか。

 

今回の女性は、婚約者の妹から年齢を理由に侮辱されたうえ、婚約者がそれを止めず、さらに陰では自分の仕事や経済力を結婚のメリットとして考えていたことを知りました。結婚を前に違和感を覚えたときは、目を背けたり我慢したりせず、本当に自分を大切にしてくれる相手なのか、立ち止まって考えることも大切ですね。

 

 

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

 

1つ目のエピソードでは、5歳年下の彼との結婚が決まり、彼の家族へあいさつに行った女性。しかし、彼の妹から年齢を理由に侮辱され、さらに婚約者の思わぬ本音まで知ることになったのでした。

 

続く2つ目のエピソードでは、結婚を考えていた彼の家を訪ねた女性。ところが、そこには見知らぬ女性がいて、彼から突然「お前はただの遊び」と告げられてしまいます。さらに、彼には別の婚約者がいることが判明して……。

 

 

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まとめ

私の彼は、地元の有力者の息子。彼から婚約指輪を渡され、私は結婚するものだと信じていました。そんな彼の家へ遊びに行った日のことです。家に着くと、そこには彼のお母さんと、なぜか彼の隣には見知らぬ女性がいました。

 

状況がのみ込めずにいる私に、彼は慌てた様子で近づき、腕を引いて玄関の外へ。そして押し殺した声で「早く帰れ。今すぐ!」と言い放ち、目の前でドアを閉めたのです。

 

何が起きたのかわからず途方に暮れていると、彼からのメッセージが……。そこには、信じられない言葉が並んでいました。

 

『お前はただの遊び。さっきいた子が、俺の本当の婚約者なんだよ』

 

どうやら彼は、最初から私と結婚するつもりなどなかったようです。適当な理由をつけて、そろそろ関係を終わらせるつもりだった、と彼は続けました。

 

ところが私と約束していたことを忘れ、本命である婚約者と鉢合わせという最悪の形になってしまったのです。

 

婚約者の本性

『婚約指輪だってくれたじゃない! どうしてこんなひどいことができるの!?』と私。すぐに返ってきたのは、こちらの訴えを鼻で笑うような一文でした。

 

『あの指輪、ただのガラスのおもちゃだぞ?』

 

さらに彼は、母子家庭で育った私のことまで持ち出して見下し始めたのです。

 

なんと婚約者の彼女は地元企業の社長令嬢。自分には彼女のほうがふさわしい。私は最初から「都合のいい女」にすぎなかった――。そして最後には『もう用済みだから』とまで送りつけてきました。

 

ただ別れを告げられただけなら、まだ受け入れられたかもしれません。しかし、結婚をほのめかして私の気持ちをもてあそんだうえ、育った環境まで侮辱する彼の態度に、私の怒りは頂点に達していました。

 

彼は、『夢を見るほうが悪い』『母子家庭の貧乏人なんて、本気で相手にするわけないだろ』と、最後まで私をばかにする言葉を並べ立てます。それを読んだ瞬間、彼に対する未練はきれいに消えました。

 

『……わかった。帰るね』

 

指輪も言葉も、すべて嘘だったのだと思うと情けなくなりましたが、こんな人のためにこれ以上時間を使うのはやめようと決めました。私はスマホをバッグにしまい、込み上げる怒りをこらえながら彼の家をあとにしたのでした。

 

 

彼の母親から口止め要求

その日の夜、突然、彼の母親から電話がかかってきました。

 

彼の母親とはあの日が初対面。どうやら、私を追い返した彼の態度を不審に思い、事情を問いただした際に私の連絡先も聞き出したようです。

 

「急に連絡してごめんなさいね。今日は息子のせいで、あんなことになってしまって……」最初は申し訳なさそうに謝る彼の母親。彼女も、息子が二股をかけていたとは思っていなかったのでしょう。

 

「いえ、お母さんが謝ることではありませんから。彼とはもう別れましたし」そう答えると、彼の母親の声色が急に明るくなりました。

 

「あら、そうなの! それなら話が早いわ」

 

本題はここからだったのです。

 

彼の母親が電話をしてきた本当の目的は、今回のことを誰にも話さないでほしいと頼むためでした。息子には社長令嬢の女性と結婚してほしかったのでしょう。

 

口止め料のつもりなのか、「誰にも言わないと一筆書いてくれたら、こちらもそれなりのものを用意するわ」と持ちかけてきたのです。「母子家庭で育ったと聞いているし、お金が必要でしょう」とまで言われ、私は耳を疑いました。

 

そもそも私は、この一件を周囲に言いふらすつもりなどありません。それに、経済的に困っているわけでもありません。

 

そこで、お金は必要ないと断ったのですが「そんなこと言って、本当に信用できると思う?」と、彼の母親は一転して険しい口調になり、私があとから週刊誌などに話を持ち込むのではないかと疑い始めました。

 

地元の有力者とはいえ、週刊誌がネタにするほどでもないでしょうに……。あまりの決めつけに、思わず苦笑してしまいました。

 

ですが、これ以上黙って聞いているつもりはありません。「私はこのことを言いふらすつもりはありませんし、お金も要りません。私から彼に連絡することもありませんので、安心してください」

 

そして最後に、はっきりと告げました。「もうこれ以上、あなたたちとは関わりたくありません。これで失礼します」そう言って、私は電話を切ったのでした。

 

 

二股男の悲惨な末路

それから少しして、元彼から連絡が……。実はそのとき、私は先日彼の家で会った“本命の婚約者”と一緒にいました。

 

彼女は、元彼が慌てて私を追い返したことが気になったらしく、彼の母親に私のことを問いただし、連絡先を聞いてメッセージをくれたのです。事情を説明すると、「直接話を聞きたい」と言われ、ちょうど会って話しているところでした。

 

そんなことを知らない元彼は、次々とメッセージを送ってきます。本命の婚約者と、“浮気相手”にされていた私が並んで見ているとも知らずに……。

 

『この間は焦って、お前にひどいこと言っちゃったけどさ。あのあと母さんも結婚に納得してくれたし、あとは入籍するだけだから!』まるで何事もなかったかのような態度に、私は思わずため息をつきました。

 

しかも元彼は『俺なりにお前のことは愛してる』『お前だってまだ俺に未練があるんだろ?』などと勝手なことを言い始めます。

 

そしてトドメは、耳を疑うようなひと言。『落ち着いたら、第2夫人にしてやるから待ってろよ!』『生まれや育ちはよくないけど、顔と愛嬌は気に入ってるからな』と、どこまでも上から目線なメッセージを送ってくるのでした。

 

 

この男は、一体どこまで私をばかにすれば気が済むのでしょう。

 

そこで私は、隣にいる彼女に目配せをして、返信しました。

 

『第2どころか、第1夫人もいないのに?』

 

意味がわからず焦ったのか、すぐに元彼から着信が入りました。私はすかさずスピーカー通話にして応答します。

 

「どういう意味だよ!?」と動揺する元彼。すると、私の隣からかわいらしい声が電話口に向かって響きました。

 

「もしもし?」一瞬の沈黙のあと、彼女は淡々と続けます。「一応、“今のところ”あなたの婚約者です」元彼は完全に言葉を失っていました。

 

彼女は、先日の出来事と私から聞いた話を踏まえ、すでに結論を出していました。「堂々と二股をかけるような人と結婚するつもりはありません。婚約はなかったことにさせてもらいます」「こんな人と結婚しようとしていたなんて。入籍する前にわかって、本当によかった」

 

それだけ言うと、彼女は元彼との通話を終わらせました。

 

その後……。

 

 

元彼と彼女の婚約は正式に破棄。元彼の父親も事情を知り、烈火のごとく怒ったそうです。

 

今回の騒動は、完全に元彼の身勝手な行動が原因です。これ以上、相手の家との関係を悪化させるわけにはいかないと考えたのでしょう。元彼は父親から「うちの敷居をまたぐな!」と言われ、家を追い出されてしまったそうです。

 

実家に頼りきりだった元彼は、まとまった収入も住む場所もなく途方に暮れていると、彼女から聞きました。これから、自分の甘さを実感することになるでしょう。

 

◇ ◇ ◇

 

実家の肩書きや環境を鼻にかけて人を見下すだけでなく、婚約者がいながら別の相手とも関係を続けるような不誠実な行動をとっていては、人からの信頼を失ってしまうのも当然でしょう。自分の都合を優先するのではなく、相手に誠実に向き合うことが大切ですね。

 

 

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

いかがでしたか?

 

今回は、結婚前に相手の本性を知り、危うい結婚を回避した女性たちのエピソードをご紹介しました。

 

結婚のあいさつで婚約者が自分を損得で判断していたと知った女性や、結婚を考えていた彼に別の婚約者がいることを知らされた女性。どちらも信じていた相手の裏の顔に傷つきながらも、結婚前に関係を断ち切り、自分の未来を守ることができました。

 

結婚は、これからの人生をともに歩む大切な選択です。どれほど好きな相手でも、信頼できない言動を見過ごしてまで結婚を急ぐ必要はありません。違和感を覚えたときこそ、相手の本質を見極め、自分が納得できる道を選ぶことが大切ですね。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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