買わなくていいの?助産師が解説します!「授乳時の服装について」

2020/03/14 19:55
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助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、 授乳時の服装についてお話しています。授乳服とはどんなものなのか、授乳時に適した洋服などをわかりやすく解説!
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授乳時の服装のイメージ

 

授乳のときに便利な授乳服。しかし、妊娠中に用意しても、実際はあまり着なかったというママもいます。また、母親学級を担当していると、妊婦さんに入院時の持ち物に授乳服が必要かと質問されることがあります。


今回は、助産師の立場から授乳服についてお話したいと思います。
 

授乳服とは?

授乳服とは、服を脱がずにおっぱいを出すことができ、授乳するときに肌の露出が少ないことから冬の寒さ対策や外での授乳時に便利なものです。おっぱいのところにスナップやファスナーがついているタイプや、布が重なってめくるタイプなど様々なデザインのものが市販されています。


授乳服は使用期間が短いので、購入枚数を抑えるか、あまり授乳服には見えない授乳期間が終わっても着ていられるようなデザインの洋服を選ぶと良いかと思います。また、友人から譲り受けたり、フリマサイトで購入したりする方もいらっしゃいます。

 

出産直後に授乳服をおすすめしないわけ

授乳のときは、できるだけママと赤ちゃんの体が密着して、赤ちゃんにおっぱいを乳輪のところまで深く加えてもらうことが大切です。新生児の慣れないころの授乳の場合は、密着できるようにママの洋服を上半身脱いでもらった状態でおっぱいの練習をすることがあります。


また、おっぱいの形や大きさによっては、授乳服では難しいこともあります。出産後の入院期間は、前開きのパジャマであれば授乳の妨げにならず、問題ないかと思います。


授乳時に適した洋服

外出をするようになるころなら、お子さんもママもだいぶ授乳に慣れてくるころになるかと思います。授乳服を使うのはこれくらいの時期になってからがおすすめです。授乳服は、赤ちゃんが深く吸い付きやすいように、おっぱいの部分がなるべく広く空くようなタイプを選ぶといいと思います。

 

授乳服以外でおすすめなのは以下の服装です。
・前開きのシャツ
・ジップアップパーカーの下にTシャツ
・前開きのワンピースやサロペット
・赤ちゃんを中に入れられるくらい、ゆったりとしたサイズのチュニックやトレーナー、セーター
・前ボタンが3〜4個ある、またはファスナーが付いていて胸元ぐらいまで開けられるシャツ

 

外での授乳には授乳ケープも併用すると安心です。
 

夜間や部屋着の服装でおすすめなのは以下のものです。
・前開きタイプのパジャマ
・襟元が大きく空いたシャツ
(襟元を伸ばしておっぱいを片方ずつ出して授乳する)
・前開きのベストや腹巻き
冬の時期に授乳中ママの体が冷えないようにするため)

 

フォーマルな服装の場合

お宮参り、友人や親戚の結婚式など、授乳中にイベントに参加することもあるかと思います。授乳用のフォーマル服は便利ですが、使用頻度も少なく購入を悩むところですね。授乳が終わったあとでも着られるようなタイプのものを選んだり、上下分かれているタイプのものを選んだりしても良いかと思います。



初めてのママは妊娠中に授乳の様子をイメージするのは難しいかと思います。授乳服はお店やネットで情報収集をしておいて、産後お出かけをする時期に購入されると選びやすいかと思います。
 

監修者・著者

助産師 榎本美紀

国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー


2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。HP:「みき母乳相談室



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