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「体がおかしい…」なにごともなく出産できると思っていたのに…→急な入院!原因は…?

私は妊娠36週の健診のときに血圧が高いことを指摘され、そのまま様子を見るために入院しました。入院直後は、まさか帝王切開での出産が2日後に控えているとは夢にも思っていませんでした。今回は突然の入院・出産となった私の体験をお伝えします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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「妊娠高血圧腎症」と診断され…

 

 

「妊娠高血圧腎症」と診断され…

 

順調な妊娠生活が一転!

妊娠36週までは順調な妊娠生活でした。胎児はずっと小さめであることはわかっていましたが、血圧や尿に異常はなし。動悸は妊娠初期から感じていましたが、正常範囲だと思っていました。

 

体の異変に気がついたのは、妊娠36週の健診より3日ほど前のことでした。お風呂上がりに立てないほどの頭痛とめまい、気持ち悪さがありました。夜間に病院へ連絡しましたが、返答は「自宅で様子を見ましょう」とのこと。これが、妊娠中に初めて感じた体の異変でした。

 

 

妊娠36週で入院が決定!

妊娠36週の健診で医師から血圧の高さを指摘され、尿検査では尿たんぱくが(++)と出ていました。「様子を見るために1週間ほど入院しましょう」と言われ、その場で入院が決定。

 

すぐに個室が用意され、車いすでの移動。入院してから降圧剤を服用し、腎臓機能を調べるために24時間の蓄尿をしました。上の血圧は最高170まで上昇し、尿検査の結果も悪く、「妊娠高血圧腎症」と診断されました。

 

そして、仕事終わりの夫と共に手術の説明を聞き、同意書を書き、入院から2日後に帝王切開での出産が決定したのでした。

 

入院して2日後に帝王切開!

血圧を上げないために病室のカーテンを閉め切り、テレビやスマホも極力禁止! うす暗い中、不安感も増し、泣きながら夫やおなかの赤ちゃんへ感謝の手紙を書きました。帝王切開は手術となるのでたくさんの検査があり、前日からの絶飲食もつらいと感じました。

 

そして入院から2日後の午後2時、帝王切開にて1,948gの赤ちゃんを出産! 経過は母子ともに良好で、赤ちゃんはすくすく大きくなり、私も産後に降圧剤を飲まなくても血圧が正常に戻りました。産んでしまったら、もう何も怖いことはないと強気になったのを覚えています。

 

 

自然分娩で出産することしか頭になかったので、帝王切開が決まったときには不安で押し潰されそうでした。手術の同意書にサインするのも怖かったくらいです。妊娠中に起こる病気のこと、帝王切開のことなど、もっと事前に知っておけばよかったと思いました。

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:高橋こずえ/女性・ライター。3歳と1歳の姉弟を育児中。節約・整理収納・手芸が趣味で、家での手仕事を楽しんでいる。子育てライター歴3年目。

作画:みいの

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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