わが子が生まれたら、あれもしたい、これもしたい、と夢が膨らみます。けれど実際のところ、赤ちゃんの世話で手一杯で、したかったことのほとんどができないなんてことも。赤ちゃんが育っていくにつれてすればいいこともたくさんあるけれど、それでもそのときだからこそ価値のあるものがあることもたしか。後々、「しておいてよかった」と、きっと思えるメモリアルグッズをご紹介します。
小さくてかわいい! 赤ちゃん手形・足形
生まれてすぐの赤ちゃんのとっても小さな手と足。すぐに大きくなってしまうので、ぜひ記録を残しておきたいもの。初めての手形・足形は、命名式に合わせて、生まれてから7日目の“お七夜”におこなうのが一般的です。
現在は、いろいろな手形・足形用のグッズがあります。スタンプ式のもの、クレイに押して手形・足形を残すもの、特殊なジェルで型を取り、その型へ樹脂を流し込んで立体的な手形・足形を作るもの、パパとママの手形も合わせて残せるものなどなど……。どれにするか選ぶだけでも楽しそうですね!
赤ちゃんの髪で作る記念筆
初めてカットした赤ちゃんの髪で作ることができる筆があります。それが“胎毛筆”。髪の毛は一度切ってしまうと先端が平たんになって筆に適さないため、筆にするにはまだ切ったことのない毛先であることが重要。つまり、“胎毛筆”は髪を初めて切ったときにだけ作ることのできる、世界で1本だけの筆なのです。
筆は生後4カ月から12カ月の髪で作るのが最適で、長さは3〜4cm以上、タバコの太さ以上が理想だそうです。ただし、髪の毛の伸びが遅い子もいます。4歳になって初めてカットする、という子もいるので慌てずに! もちろん、この筆、書道に使えます。書道愛好家からも人気だそうですよ。(※1)
ママの気持ちとパパの気持ちを手紙に…
お金をかけなくても、とっておきのメモリアルグッズを作ることだって可能です。赤ちゃんが生まれたときのパパとママの気持ちを、手紙に残してみるのはいかがでしょう。成人式まで渡さずにとっておいて、20歳になったときに渡す、なんていうのも素敵ですね。20年後、自分たちがこんなふうに感じていたのか! と、振り返ることもできます。おばあちゃんやおじいちゃんにお願いしてもいいかも!
メモリアルグッズを作るのも楽しい行事ですが、お子さんがちょっと手を離れたときにメモリアルグッズを見返してみるのも、なかなか乙なものですよ。
※1 参考:代々木文化学園ホームページ「趣味で楽しむ書道(お子様へ最高の贈り物、胎毛筆。)」
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