赤ちゃんがご機嫌なときに「あー」「くー」などの言葉を発するようになります。これは「クーイング」と呼ばれ、赤ちゃんが成長して、のどの形に変化が表れて出る声と言われています。実はこれは言葉の発達の始まりなのです。
1カ月ごろから5カ月ごろまでの期間限定!?
「クーイング」が始まるのは早い赤ちゃんは生後1カ月ごろ、通常は生後2〜3カ月ごろと言われています。そして、生後6カ月ごろに「あーあーあー」「だーだーだー」「バブバブ」などといった多音節から始まる「喃語(なんご)」というものが始まると、自然としなくなります。
生後3カ月を過ぎても「クーイング」が始まらないと言葉の発達が遅れていると心配になってしまうかもしれません。でも、成長には個人差がありますから、遅いからと言って心配し過ぎないようにしましょう。このクーイングは赤ちゃんがご機嫌なときに発するので、ママやパパは赤ちゃんにたくさんスキンシップしながら声をかけてみてください。クーイングのきっかけになるかもしれません。
赤ちゃんが「あー」「くー」と発したときは、ママやパパも同じように返事をしてあげると、自分の発した声に反応があると感じられ、もっと話したいと思うように。ぜひ一緒に楽しんでみてくださいね。