哺乳びんは素材や種類、いろいろなメーカーの物があります。赤ちゃんにとってどれを使えばベストか、私は出産するまでさっぱりわかりませんでした。出産に備えベビーグッズを揃えても、哺乳びんはつい後回しに。
哺乳びんを買わないまま出産を迎えた私は、産後に多量の出血による貧血の影響もあったのか、母乳がほぼ出ませんでした。哺乳びんが必要なのに何を買えば良いのかわからない! 今回はそんな私の哺乳びん準備体験をご紹介します。
母乳で育てる? 育児用ミルクで育てる?
私は出産前、哺乳びんを準備していませんでした。調べた出産準備リストに哺乳びんとあったのですが、種類が多く決められなかったのです。かわいい哺乳びん? それとも老舗メーカーの哺乳びん? 調べれば調べるほどわからなくなりました。
さらに産院は母乳育児を推奨していたので、きっと自分も母乳育児だろうとのん気だったのです。母乳と育児用ミルクとの混合にするのは赤ちゃんが生後数カ月経ってからと思い、哺乳びんの準備をせずに出産を迎えました。
産後すぐ育児用ミルクとの混合育児に
息子を出産して1時間後、急な吐き気とともに子宮から異常出血しました。子宮が収縮せず血が流れ続ける弛緩出血(しかんしゅっけつ)です。約2.7Lの出血で過度の貧血になり、一時は意識がなくなりました。
出産翌日、容体が落ち着いてから初乳を飲ませたときには母乳がほぼ出ませんでした。私はその後も母乳の量がなかなか増えず、授乳後には必ず育児用ミルクを飲ませるようになり、母乳と育児用ミルクとの混合育児がスタートしました。
産院の哺乳びんと同じものを購入
ほんの少ししか出ない母乳に焦り出したころ、まだ哺乳びんを買っていないことを思い出しました。そして入院中にやっと私の哺乳びん探しが始まったのです。産院ではガラス製の哺乳びんを使用していたのですが、乳首のサイズや詳細がわかりませんでした。
産院のスタッフにメーカーや乳首のサイズを教えてもらい、インターネットで同じ哺乳びんを3セット注文しました。おかげで退院後にも産院と同じ哺乳びんを使えたため、息子が哺乳びんを嫌がることもなく、スムーズに授乳できました。
哺乳びんをまったく準備せずに始まった育児。思うように母乳が出ず、出産後すぐに母乳と育児用ミルクとの混合育児がスタート。慌てて哺乳びんを用意しましたが、産院と同じ物を購入することで息子は哺乳びんをすんなりと受け入れてくれました。入院中にインターネットで手配し、退院までには手に入ったのでひと安心でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。
監修/助産師REIKO
著者:中野あきこ
4歳の男児の母。移住をきっかけに退職。現在は子育てのかたわら、育児・地域の情報記事を中心としたライターとして活動中。
-
「夜間はパパがミルク担当」の意外な落とし穴!?⇒パパのミルクサポートのNGとは?【助産師が解説】
-
「よく頑張ったね!」2歳を過ぎてついに決断!「もうバイバイよ」この日を境に娘は…
-
「もう限界!」息子の夜泣きで睡眠不足の日々。すがる思いで、ママがあることに挑戦すると…!?