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「おっぱいがなくても眠れるように」普段から私が実践したことはコレ!

おっぱいがなくても赤ちゃんを寝かしつけられるように、実際に工夫したことの体験談です。授乳のときに意識するポイントや、環境のつくり方などが紹介されています。

寝ている赤ちゃん

 

出産前に育児の本を読んでいると、赤ちゃんの寝かしつけが大変だという記事をたくさん目にしました。私はおっぱいがなくてもスムーズに寝かしつけられるようにしたいと思い、そのためにはどうすればいいのか生まれる前から考えていました。そのなかから、私が実践した方法をお話ししたいと思います。

 

おっぱいを飲みながらだとよく寝る

私は妊娠中から、出産後は母乳育児をしたいと思っていました。でも、赤ちゃんがおっぱいがないと寝つけないようになったら苦労するという体験談を見て、そうならないためにはどうすればいいか生まれる前から考えていました。

 

赤ちゃんが新生児のときには泣いたら欲しがるだけおっぱいをあげました。すると、おっぱいを飲みながら赤ちゃんはほぼ毎回寝ていました。新生児期を過ぎて朝夕のリズムが見え始めたころから、おっぱいをあげるときに工夫をし始めました。

 

添い寝をしながらの授乳はしない

まず、私がおっぱいを食事として与えている意識を持つことから始めました。授乳の場所は日中はリビングの決まった椅子で、夜間もベッドサイドの椅子に座って授乳をしました。場所を決めることで、食事として授乳しているということを私も赤ちゃんも認識しやすいと思ったからです。

 

そしてさらに厳守したルールが、添い寝をしながら授乳をしない、ということ。食事としてのおっぱいと寝るための時間を分けるために、必ず自分は起き上がって授乳をしました。

 

おっぱい大好きでも寝るときはなくてOK

赤ちゃんが夜にまとまって寝るリズムがついてきたころ、実践してきた効果が現れました。おなかがすくとおっぱいを欲しがり、日中は3時間おきに欠かさずしっかりと飲んでいましたが、おなかが減っていなければおっぱいを欲しがらなくなったのです。

 

寝るときも背中をトントンしたり声を聞かせることで寝つくようになりました。夜もおっぱいを飲んでおなかが満たされたら、おっぱいを離して寝かせても泣かずにすっと寝てくれるようになり、とても助かりました。

 

 

私はおっぱいは食事として意識しながら赤ちゃんにあげていました。食事(おっぱい)と眠ることは別だと認識してもらうために授乳場所を決めて、添い寝をしながらの授乳はしないように気をつけました。その結果、おっぱいがなくても眠れるようになったので、赤ちゃんも私も共にラクになったと思います。

 

 


著者:山下 ひいこ

一児の母。看護師・鍼灸師の資格を持ち、逆子治療やマタニティケアなどを行っている。自身の経験を生かし、不妊や妊娠・育児に関する体験談を中心に執筆活動を行う。

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