私は、2歳の男の子と0歳の女の子の母親です。長男の出産をきっかけに育児日記を書き始めました。初めは書くのを面倒に感じた育児日記ですが、メリットもたくさんあるので続けています。育児日記を書き始めてよかったことをお話ししたいと思います。
1日のリズムがわかる
初めての育児はわからないことだらけ。授乳や寝る時間などを知るために育児日記を書くことにしました。何となくしかわかっていなかった1日の授乳の回数やうんちの出た時間などが明確になり、昼夜問わず続く赤ちゃんのお世話で何時に何をしたか混乱していた私にはとても役立ちました。
また、咳や鼻水などの風邪症状があったとき、いつからどのような症状があるのか育児日記で確認してから受診するようにしていたので、説明しやすかったです。
離乳食のメモ代わりに…
離乳食は少しずつ食べる食材、量、形が変化していくのでメモとしても育児日記が活躍しました。長男は好き嫌いはそこまでなかったものの、昨日まで問題なく食べていた玉ねぎでまさかの蕁麻疹。病院の診察で玉ねぎと一緒に食べたものや最近新しい食材を食べたかなどを聞かれたので、育児日記はとても役に立ちました。
また、ももやいちごなどの果物は旬の時期以外はあまり食べない食材。ももが旬の時期、長男に食べさせてあげようと思ったのですが、去年食べたか思い出せず……。すぐに育児日記を読み返して確認。問題なく食べていたことがわかり、安心して長男と一緒に食べることができました。
アドバイスにも役立ちました
私の妹にも長男と1歳離れた男の子がいます。妹も初めての育児でやはりわからないことだらけ。「今の時期って1日何回くらい授乳してた?」「おやつっていつからあげてた?」などの質問にも育児日記を読み返して、「あくまでも長男のときだから」と前置きしてから伝えていました。
妹も私が育児日記を書いていることを知っていたので、わからないことがあると相談してきてくれました。不安な気持ちはとてもよくわかるので、育児日記で役に立てるのは私もうれしかったです。
忙しい育児のなかで育児日記を毎日書くのは、面倒に感じることもあります。でも、日々の何気ないことを書き留めておくと、読み返したときに成長を感じられます。写真や動画だけでなく文字にして記録することで、そのときにしかない感情も書き残すことができるため育児日記はこれからも続けていきたいです。
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著者:八木さつき
2歳男児、0歳女児の母。ケアマネージャーの資格を取得。妊娠・出産・子育てに関する体験談を執筆している。