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育児がラクになるコツ!赤ちゃんがいたずらをやめないときの対処法

赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなるコラム! この記事では、保育士の中田 馨さんが「赤ちゃんがいたずらをやめてくれないときの対処法」についてお話ししています。

赤ちゃんのいたずらのイメージ

 

こんにちは。保育士の中田 馨です。1歳過ぎた赤ちゃんが、いたずらばかりするということはよくあるお話。たんすの引き出しに入ってみたり、洗濯かごをひっくり返したり、本棚の本を全部落としてみたり、ベランダに出ていたらカギを閉められたり……なんて話も!

 

予想もつかない赤ちゃんの行動に毎日振り回されて、しかってもやめてくれないし、同じことを繰り返しするので、ママにとっては大変な時期でもあります。赤ちゃんがいたずらばかりして困るときに、ちょっとラクになるコツをお話しします。

 

赤ちゃんにとっては遊びで悪気はない

さて、ここで考えたいのが大人が“いたずら”だと思っていることは、果たして本当に“いたずら”なのかということです。大人にとって「してほしくないこと」は、赤ちゃんには「すごく楽しい遊び」ということもあります。

 

そのため、ここで「ダメ!」としかるのは少し違うこともあります。また、「ダメ!」と大人が反応することで、赤ちゃんは「注目してくれた!」と勘違いしてしまうこともあり、すぐにまた同じことをしようとすることもあります。

 

しかるのではなく意識を変える

保育所でも、赤ちゃんは先生のしてほしくないことを楽しそうにします。そんなとき私たちが何をしているかというと「これは置いといて、こっちでこの遊びをしようか」と、別のことに意識を向けることです。

 

もちろん、別のことに意識を向けるように誘導しても、その遊びが終わったら、またさっきの「してほしくない」ことをするかもしれません。そのため、そのたびに繰り返し繰り返し伝えていくことが大切です。

 

触られて困るものは手の届かないところに

大人の持ち物には、触られて困るものがたくさんあります。または、赤ちゃんにとっては危険なものもあります。そういったものはあらかじめ赤ちゃんの手が届かない場所に置くことをおすすめします。何がどのように見えていて、触りたくなるのかという赤ちゃん目線も大切ですね。

 

いたずら防止グッズを利用する

いたずら防止グッズを使えば、赤ちゃんのいたずらを未然に防ぐことができます。

 

例えば、

・引き出しや扉を開けないようにするためのグッズ

・コンセントやスイッチに触れないようにするグッズ

・机や家具の角でのケガ防止グッズ、など

 

特に「ここを開けられたら赤ちゃんが危険」「ぶつかったらケガをする」という場所にはこのようなグッズは必須です。

 

赤ちゃんは好奇心が旺盛! 興味を持ったものには突進していき、一生懸命に舐めたり触れたりして研究します。その好奇心を育てつつ、ママもしからないで過ごせて、赤ちゃんにとって安心して楽しめる部屋環境をつくってみてくださいね。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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