私には5歳の娘と生後10カ月の息子がいます。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、保育園も登園自粛中のわが家。娘はちょっとしたことでもイライラしたり、泣いたりと、子どもながらにストレスを感じているのが伝わってきました。自宅にいながら少しでも子どものストレスを発散できるように工夫していることをご紹介します。
新しいおもちゃとテレビの解禁
娘は小さいころからパズルが好きなので、これを機に今までよりもピース数が多く難易度の高いパズルを2種類購入しました。飽きることなく作っては崩し、作っては崩しを繰り返すので、いい時間潰しになっています。
また、いつもは30分までと決めているテレビも、外出自粛中の今だけは午前と午後それぞれ30分に延長しました。普段よりもゆっくりテレビが観られる満足感から、外出できないストレスを忘れて楽しそうにしています。
テレビ電話でお友だちと通話
外出自粛中は外に遊びに行けないことだけでなく、娘にとってはお友だちと会えないこともストレスだったよう。直接はなかなか会えないので、仲良しのママ友と連絡を取り、無料アプリのテレビ電話機能を使って、時々テレビ電話をしています。
「今度会ったら一緒に○○をしようね」と、子ども同士でたくさん約束しているようです。約束を励みに、元気でいられるようにと娘自身も早寝早起きを心がけてくれるようになり、お友だちの存在にも助けられています。
お当番をたくさん任命
娘が通う保育園では、最年長クラスの子どもにさまざまなお手伝いをお当番として任せており、上のクラスのお友だちが責任を持ってお当番をこなす姿に娘はずっと憧れてきました。ようやく4月に最年長クラスに進級し、憧れのお当番が始まった矢先に登園自粛になり、娘はしょんぼり……。
お手伝いをしたいという娘のやさしく責任感の強い気持ちを少しでも汲んであげたいと思い、自宅でもお手伝いをお当番と称して、今まで以上にたくさん任せることにしました。家でしっかり練習して、保育園が再開したらかっこよくお当番をこなして先生をびっくりさせるんだ!と張り切っています。
自宅にいながらピクニック気分
外出自粛と言われてずっと家の中に閉じこもっているのも息が詰まってしまうので、時々お家にいながらピクニック気分を味わえるようにしています。具体的には、自宅の庭にレジャーシートを広げ、テントを張って、日向ぼっこをしながらお弁当やおやつを食べる! それだけです。
そんなちょっとしたことでも、非日常感を得られたようで娘は大喜び。空の下で子どもたちの笑顔を見ながら過ごす時間は、大人にとってもいいリフレッシュになりました。
目には見えないウイルスとの長期戦は、子どもには我慢の連続で本当にかわいそうなことをしていると胸が痛くなります。ですが、ちょっとした工夫で少しでも楽しく自宅で過ごせるように、大人の私たちも一緒に頑張ろうと思っています。
※2020年4月時点の体験談になります。
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著者:近藤あいこ
5歳女児と0歳男児の2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。