昨年、2人目妊娠を目指し、37歳で不妊治療を再開。体外受精へステップアップし、やっと妊娠がわかりました。そんななか、新型コロナウイルスが日本でも流行り出すように……。私がおこなっていた予防対策や気をつけていたことをご紹介します。
不妊治療再開! 体外受精へステップアップ
娘が1歳を過ぎたころ、2人目を意識するようになりました。娘を高齢出産していることもあり、自分の年齢を考えると妊娠は少しでも早いほうがいいと、不妊治療を再開することに。ところが妊娠はなかなかできず、治療をステップアップし、体外受精へ踏み切りました。
想像以上に、肉体的にも精神的にもしんどい治療……。そんななか、ニュースなどで新型コロナウイルスの情報を知りました。不安もあり治療をお休みするか迷いましたが、すぐに妊娠するとも限らず、悩みながらも私は治療を進めました。
つらい治療を乗り越え妊娠! 喜びと不安
私が胚移植を済ませたころ、新型コロナウイルスは日本でもかなり広がってきました。不安は募るものの、後は妊娠判定の結果を待つのみ。今回ダメだったら胚移植はしばらくお休みしようと考えていましたが、不安をよそに……妊娠判明! うれしい反面、これから大丈夫だろうかと心配な気持ちに。
それでもこんなご時世に「私のもとに生まれてこようときてくれた、この子はとても心の強い子、私もしっかりしよう」と思うようになりました。
妊婦が身近にできる予防対策を調べてみた
新型コロナウイルス感染の予防対策について、日本産婦人科感染症学会の資料を確認すると、外出後や食事前などには、こまめに流水とせっけんで手洗い。20秒以上、手首まで洗うようにする。また、アルコールなどの消毒液が感染対策に有効とのこと。
私は予防対策をしっかりおこない、睡眠時間は8時間以上とるようにし、食事はヨーグルトなど発酵食品を積極的にとり、免疫力を高めるように心がけて生活しました。
新型コロナウイルスが猛威を振るうなかで妊娠がわかり、初めはうれしさと不安で複雑な気持ちを抱えていました。しかし、親としてしっかり赤ちゃんを守っていこうと思い、きちんと予防対策をおこない、今でも新型コロナウイルスに負けないよう免疫力を上げる生活を意識して過ごすようにしています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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イラスト/sawawa
監修/助産師REIKO
著者:桜井りこ
1女の母。服飾パタンナーを経て、現在は化粧品会社時短勤務。不妊治療からの妊娠。美容・コスメ・健康系と合わせ、自身の体験をもとに、妊娠・子育てに関するライターとしても活動中。