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「しこりがある」乳がん検診で要検査に。当時、妊娠初期だったけれど…

2人目の妊娠判明と同時に、乳がん検診で要検査の診断を受けたママ。妊娠中でも超音波検査は可能で、しこりの有無などを確認できたそうです。妊娠初期~妊娠後期の検査内容や、出産後の生活についての体験談を紹介しています。

「しこりがある」乳がん検診で要検査に。当時、妊娠初期だったけれど…

 

上の子が卒乳したタイミングで、初めて市の乳がん検診を受けました。その1カ月後、

2人目の妊娠が判明。それと同時に乳がん検診の結果が届き、要検査をすすめられました。今回は、私が体験した妊娠中でも受けることができる検査などについてお伝えします。

 

卒乳と同時に乳がん検診

前から一度は乳がん検診を受けておきたいと思っていましたが、上の子が授乳中ということもあり時期を考えていました。1歳半で卒乳したとき、ちょうど市の乳がん検診が受けられる年だったので、念のために受けることに。

 

30代のため触診・超音波検査のみでしたが、超音波検査でなんと「しこりがある」と診断を受けたのです。早めに病院を受診し、再検査をするようにすすめられました。

 

妊娠初期に精密検査をすることに

要検査の通知が届いたときは妊娠8週。妊娠初期の流産のリスクを少しでも減らすために、妊娠12週を過ぎてからの検査をすすめられました。そして妊娠13週で受診し、妊娠初期のため超音波検査と触診をおこなうと、2〜3個のしこりが確認されたのです……。

 

しかし今のところ、針を刺して細胞の検査をする必要まではないとの診断でした。触って増えている感じがしたり、固くなっているようなら再受診してくださいとアドバイスを受けました。

 

通常は経過観察の場合、1年後に再受診なのですが、妊娠中のため乳腺の発達とともに進行が急速に進むおそれがあり、念のため半年ごとに経過観察をおこなうことになりました。

 

妊娠後期に2回目の検査

妊娠9カ月のとき乳腺外科を再受診し、1回目と同様に超音波検査と触診のみをおこないました。結果は前回よりしこりの数が1〜2個増えていましたが、妊娠後期なので乳腺が発達していることが関係しているかもしれないとの診断でした。

 

今後出産を経て授乳していくと小さくなっていく場合もあるようで、また半年後に受診することになりました。

 

出産からその後の授乳期は…

経過観察中だからといって日常生活で特に気をつけることも変わったこともなく、無事に妊娠38週で2人目を出産! 出産時も出産後の入院中も変わりはなく、普段通りの生活でした。

 

母乳育児においても赤ちゃんに影響はなく、母乳もよく飲んで順調に成長しています。出産して半年が経ったので、また乳腺外科を再受診しようと思っています。

 

 

妊娠中でしたので、不安になったりおなかの子に影響はないか心配でした。しかし再受診したことで、妊娠中でも赤ちゃんへの影響はないことがわかり一安心。やはり不安を抱き続けるよりも、しっかり検査することで悪化を防いだり、早期発見に繋がったりするのだと思います。要検査になったときは動揺しましたが、今は早めに自分の体について知ることができてよかったと思っています。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修/助産師REIKO

 

 

イラスト:(c)chicchimama


著者:福山あかね

一男一女の母。元幼稚園教諭、元保育園勤務。第二子出産を機に退職。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

 

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