おむつはずれの時期は個人差が大きいですが、私は娘が2歳になったら少しずつ始めようと考えていました。ママ友に話を聞くと、2~3歳の間で始める人が多かったからです。「誰かと競争するわけではないし、いつかは必ずはずれるだろうから」という気持ちで、のんびりトイトレに取り組んだ私の体験談をご紹介します。
まずは便座に座ってみることから
スタートは、娘が2歳になったころから。 私がトイレに行く際に娘も一緒についてくるようになったので、1日のうちに何度か「トイレ行ってみる?」と声掛けし、トイレに座らせてみました。タイミングが合えばトイレで排泄でき、できたときには「すごいねー!」とほめ、娘も満足気。2~3カ月経過すると、娘も自分から「おしっこ!」や「トイレ!」と言うようになりました。
このころからは私から声掛けせずに、娘が行きたがるときだけトイレへ。気分が乗っている時期は日中のほとんどをトイレで排泄できていましたが、まったく「トイレに行く」と言わない日も。私は根詰めてする必要はないという考えだったので、あくまで娘のペースに任せていました。
綿パンツ生活開始
娘は普段保育園に通っていますが、2歳7カ月のときに新型コロナウイルスの影響で登園自粛をすることになりました。1日の大半を家で過ごすことになったのを機に、家の中では綿パンツをはかせることに。娘が通っている保育園は綿パンツでトイトレをする方針のため、トレーニングパンツにはしませんでした。
第2子が生まれてから「お姉さん」という言葉が好きな娘。綿パンツのことを「お姉さんパンツ」と呼んで、「はいてみる?」と聞くとうれしそうにはいてくれました。最初はタイミングがつかめず、何度もおもらし……。 掃除が大変で怒ってしまいそうなのをぐっとこらえつつ、「次は出そうになったらトイレに行こうね」と声掛けを繰り返しました。
おむつ卒業!
娘は「お姉さんパンツ」生活3日目で日中すべてトイレで排泄することに成功しました!「すごいね!お姉さんだね! かっこいいね!」と夫とほめちぎり、娘も「もうお姉さんだからトイレできる!」と自慢げ。それからは家の中だけでなく、外出する際も綿パンツで過ごすように。
外出する前に必ずトイレに行き、外出時間が長い場合はトイレがある場所で「とりあえずトイレに行っておこう」と言って娘を連れて行くようにしています。この方法で外出中にもおもらししたことはありません。夜は寝る直前にトイレに行っておくと、おねしょはほとんどありませんが、念のため下着につけるパッドを使用しています。
娘の場合はトイトレを始めてから約8カ月で紙おむつを卒業することができました。娘のペースに合わせたのんびりなトレーニングで、親子ともストレスは少なかったです。トイトレは焦らず子どものやる気に任せることが大事だと感じた体験でした。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗では臨時休業や営業時間の変更などを実施している可能性があります。商品購入の際には自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように!
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イラスト/塩り
監修/助産師REIKO
著者:うしじまさやか
2歳女の子、0歳男の子の母。登録販売者としてドラッグストアに勤務するワーキングマザー。育児、健康、美容について執筆中。