予防接種や健診は不要不急ではありません! 厚労省がリーフレットを作成

2020/06/09 21:25
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新型コロナウイルスの影響で、かかりつけ医の受診が減少しているというデータがさまざまな調査によって明らかになってきています。この記事では、厚生労働省が作成した予防接種や乳幼児健診に関するリーフレットについて紹介しています。

ワクチンのイメージ

 

新型コロナウイルスの影響で、かかりつけ医の受診が減少しているというデータがさまざまな調査によって明らかになってきています。これは、赤ちゃんの予防接種や乳幼児健診の受診にも同じことが言えるようです。そのため、厚生労働省はリーフレットを作成し、予防接種や乳幼児健診を遅らせないよう呼びかけています。

 

赤ちゃんの免疫が減少する前に予防接種を!

ママから赤ちゃんに渡る免疫グロブリンはIgGとIgAの2種類。IgGは生後3カ月ごろから減少して生後6カ月ごろまでになくなります。リーフレットでも、「特に、生後2か月から予防接種を受け始めることは、お母さんからもらった 免疫が減っていくときに、赤ちゃんがかかりやすい感染症(百日せき、細菌 性髄膜炎など)から赤ちゃんを守るために、とても大切です。」としています。

 

予防接種の重要性はわかっていても、新型コロナウイルスの感染が拡大し緊急事態宣言が出されていた時期に、予防接種を受けるのをためらわれた方も多いかもしれません。外出自粛要請などの影響で予防接種を受けられなかった場合には、地域の事情に応じ、規定の接種期間を過ぎても接種できる場合があるため、住んでいる市区町村に問い合わせるように呼びかけています。
 

受診の際に気をつけること

予防接種はできるだけ事前に予約しましょう

予防接種の場所や時間を一般診療と別にしている小児科は多いようです。事前に電話で相談し、予約をしておくと安心です。

 

体調管理をしっかりおこないましょう

受診の前には、体温を測定するなど体調に問題がないことを確認しましょう。赤ちゃんに限らず、付き添う方の体調管理も大切です。

 

付き添う大人はひとりがベター

感染リスクを下げるためにも付きそう大人はひとりににするよう促している小児科も多々あります。お子さんが複数いるご家庭では難しいかもしれませんが、院内に入る大人はひとりにして、他の付添の方は院外で待っていてもらいましょう。

 

大人がしっかり感染予防をしましょう

子どもの新型コロナウイルスへの感染は、ほとんどが同居する家族からの感染であることがわかってきています。お出かけの際はもちろんのこと、帰宅後もしっかり感染対策をおこないましょう。

 


緊急事態宣言が解除され、制限はありつつも少しずつ日常が戻ってきています。しかし、今後、海外も含め県をまたいでの移動や経済活動が再開されると、必ず第2波、第3波がやってくると言われています。新型コロナウイルスの感染が拡大した際には「不要不急の外出」を控えるよう呼びかけられましたが、今回紹介したリーフレットでも赤ちゃんの予防接種や健診は不要不急ではないとしています。予防接種を受けることで、予防できたり罹っても軽症化で済んだりする病気がたくさんあります。子どもが新型コロナウイルスに感染することは少なく、重症例はきわめて少ないというデータもありますが、予防接種によって新型コロナウイルスに感染するかもしれないという不安を抱えながらの受診を減らすことができるかもしれません。
 

 

監修者・著者

助産師 REIKO


医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。



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