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「体がだるい…」陣痛中に39度の発熱!?初めての出産でまさかの展開に…!

「陣痛ってどんな感じなんだろう?」と不安いっぱいだった私。初めての出産、初めての入院だった私が、痛いながらも陣痛中に夫や母と一緒にリラックスして過ごすことができた総合病院のLDR(陣痛室・分娩室・回復室が一体となった部屋)での体験談をお伝えします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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※コロナ禍前の体験談です。

まっふさん12月1

 

 

まっふさん12月1

 

リラックスしすぎ?

妊娠38週目に自宅で陣痛が始まり、破水。受診すると、そのまま入院し出産することに。総合病院のLDRでの出産でした。LDRのいいところは、陣痛室から分娩室の移動がないところです。分娩のときはベッドがトランスフォームして分娩台になります。

 

夕食時、まだまだ余裕があった私は、初めての病院食を楽しんでいました。助産師さんが足浴をしてくれたりと、ウトウトする時間もありました。ホテルのような部屋で夫もくつろぎ、家にいるときのようにソファに座って読書。いつもどおりの夫の姿をみて私もリラックスできました。母とは他愛もない話をして笑って過ごしました。

 

陣痛中まさかの発熱!

徐々に痛みが増してきて、助産師さんが夫に痛みを緩和するマッサージの方法をレクチャー。助産師さんが「これ使って!」と引き出しからテニスボールを出してくれました。2~3分間隔の陣痛になり痛みも強くなりましたが、テニスボールのマッサージは気持ちよかったです。

 

痛みに耐えていると、体がだるくなって熱っぽくなってきました。初めての出産でこんなものかと思っていたのですが、異常に気づいた助産師さんが体温測定すると、39度も。医師の判断で早急に分娩したほうがいいということで、陣痛促進剤を使うことになり、感染予防のために抗生剤も投与しました。

 

 

助産師さんに褒められた!

陣痛の間隔が短くなってきて痛みも最高潮に。私はベッドの上でのたうち回り、大声で「痛い」と叫び続けていました。ようやく子宮口全開大になり、助産師さんに言われる通りにいきみました。3回目にいきんだときにスルリと赤ちゃんが出てきて、助産師さんに「じょうずなお産でしたね」と褒められました。

 

0時過ぎに出産し、朝まで私のベッドの横に新生児用のベッドが置かれ、わが子がスヤスヤと眠っているのを見ていました。4時くらいに助産師さんがやってきて室内のトイレに誘導され、私が歩行できるかを確認。問題なかったので、5時くらいに一般病棟へ移動しました。

 

 

産後お産を担当してくれた助産師さんと話す機会があったのですが、助産師学校の授業で観たDVDに出てくるお手本のようなお産だったと言われました。陣痛は痛かったけど、夫や母親に立ち会ってもらえ、リラックスできたおかげで分娩がうまくいったのかなと思っています。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

イラストレーター/まっふ


著者:きのもとりんこ

0歳女の子1児の母。看護師資格保有。自身の妊娠や育児の体験談を中心に執筆している。

 

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