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春夏生まれは布団不要!その訳は…【3児ママ小児科医のラクになる育児】

東京衛生病院小児科の小児科医保田典子先生のコラム「3児ママ小児科医のラクになる育児」が開始しました! 私生活では7歳・5歳・3歳の子育て中という3児のママ小児科医が、ママたちの暮らしをグッとラクにしてくれる話を教えてくれます。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師保田典子 先生
小児科 | 高円寺こどもクリニック院長

2003年筑波大学医学部卒業、国立国際医療センター、大阪市立総合医療センター小児循環器内科勤務を経て、2014年東京女子医科大学大学院博士課程修了後現職。小児科専門医。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談にも対応している。2021年、高円寺こどもクリニック開院。3児の母。
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赤ちゃんの布団のイメージ

 

東京衛生病院小児科の保田典子です。私生活では7歳・5歳・3歳の子育て中! 今回のコラムは、赤ちゃんを産む前にそろえる準備用品に必ず入っている「ベビー布団」。私はあまり買う必要はないと思っています。その理由について解説したいと思います。

 

赤ちゃんの布団で最適なものは?

独身時代から新生児のケアを見てきたので、

私は「赤ちゃんの布団はバスタオル」って思っていました。

 

こんな感じ。

 

赤ちゃんの布団のイメージ

 

バスタオル、汚れてもどんどん洗えて
たくさん買っても後々も使えるし
とても便利ですよ。
 
そうして第1子(4月生まれ)の新生児育児は
使っていない大人用のマットレスを折りたたんで
防水シートの上にバスタオルを敷いて
赤ちゃん用のベッドにしていました。

 

結局は「スリーパー」が良い

赤ちゃんによりますが、

小さくて弱々しい新生児期(生後1カ月まで)を超えたら、

今度は布団を蹴ってしまうようになります。

 

せっかく買った布団も、
かけてもかけても取ってしまいます。

でも、それが赤ちゃんなのです。

 

赤ちゃんには布団をかけても無駄ですし、
寒くなってしまうのが心配なら、
「赤ちゃん自身に着込んでもらう」しかありません。

 

つまり、スリーパーをするほうが親もラクだし、
赤ちゃんも安定した環境で眠れます。

 

ベビー布団をおすすめしない理由

吐いたり汗が多い赤ちゃんに、

羽毛布団はあまり向きません。
 

3人目は12月生まれだったので、
ベビーベッドレンタル時に、一緒にベビー布団を3カ月ほどレンタルしましたが、
結局2枚付いていた羽毛かけ布団のうち、1枚は使いませんでした。
(バスタオルの上に羽毛布団かけました)

 

高い買い物は本当に使うか検討して

なので、特に、4〜8月生まれの赤ちゃんは
あまりベビー布団を気合い入れて買わなくて大丈夫ですよ。
 
寒くなるころには
寝返りでフレームアウトするか
足で蹴って布団の意味をなさなくなります(笑)!

 

長い期間、同じベビーベッドに寝かせる
欧米スタイルの育児をする予定なら買ってもいいかもしれません。
(それでもバスタオルと綿毛布とおくるみくらいのほうが管理しやすいかも……と私は思います)

 

ベビーベッド買っても、結局添い寝になって

ベビーベッドすら使わなくなる人も多いですよ!

 

 

安心かつ、親もゆっくり寝られる環境で寝かせてあげられるといいですね。

 

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