
その後、第3子を授かり、男の子と判明。産後にまた赤ちゃんを連れて義実家へ遊びに行くと、親戚の方や近所の方がみんな「男の子でよかったね~」と言うのです。
さらに、次女が生まれたときにはくれなかった、知らない方からもお祝いがたくさん届きました。義父母の付き合いのある方たちからのお祝いでした。そのとき、やはり男の子を望んでいたんだと確信したと同時に、顔も名前も知らない人からのお祝いを素直に喜べず、複雑な気持ちになりました。
義父母は3人ともかわいがってくれているので、普段は特に深く考えることなく過ごしていますが、田舎の長男神話は今でも根強く続いているんだな……と実感しました。そんな義実家ですが、現在夫の姉・妹が住んでいて家を継げるような状態ではなく、わが家は実家から車で10分ほどの場所に家を建て、適度な距離感を保って暮らしています。
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作画/まっふ
著者:沢田真紀子
自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。