私には4歳と1歳4カ月の子どもがいます。2人とも生後5カ月のころから離乳食をスタートさせ、2人ともたくましい食欲で、「偏食」「食べムラ」などのお悩みは皆無でした。友人からはよく「そんなに食べてくれて気持ちいいね」「そんなに食べてくれたら心配いらないね」と言われるのですが、私としてはよく食べるからこそ悩んでいることがありました……。
1歳半時点で11.5kg
上の子が1歳半のころ、「1歳半にもなると集中して食べてくれない」「偏食が出てきた」「体重がここ数カ月変わっていない」などと言い始める同年代の子どもを持つママ友が多くいました。
そのころ、上の子はピーマンやごぼうなど、苦みや独特のにおいがある食材もなんの問題もなくバクバクと食べていました。体重も1カ月あたり300g前後メキメキと増え続けていて、11.5kgほど。1歳半の平均体重を上回っていました。
体重が増え過ぎないための対策その1
私はこの時点で「このままの食欲が続いたらとんでもない体重になるのでは?」と気づき始めて、2つの対策を取ることに。1つ目は「あえておかわりをさせていっぱい食べているように感じさせる」作戦です。
食欲旺盛な上の子は、盛り付けられた量では「足りない」と怒りをしめすようになっていました。しかし、上の子の食欲に任せておかわりを与え続けては、体重が増える一方です。そこで1回目の量は少なめに盛り付けておかわりできるようにし、たくさん食べているように感じさせました。
体重が増え過ぎないための対策その2
2つ目の対策は「なるべく加工食品・ジュース・お菓子は与えない生活を意識する」ことです。たとえばちくわ、ソーセージ、幼児用レトルト食品系を控えたり、おやつは果物やベビーせんべいなど甘さ控えめなお菓子にしました。
また飲み物もジュース類は基本的に出さずに、お茶か牛乳です。野菜・果物100%ジュースすら滅多に出さない徹底ぶりで、これを3歳過ぎまで続けていました。1歳半時点で「このままでは体重が増えすぎる!」という恐れがあったため、早期に食生活を見直せたのはよかったです。
そんなプチストイック生活を続けながらも、3歳を過ぎたころから徐々に野菜ジュースや幼児用おかしを解禁し、現在上の子の体重は18kg越え。大きめですが対策をとっていなければもっと太っていたはず。また、偏食やむし歯などは今のところ一切なく、健康優良児です。下の子に関しても同様の対策を今後も継続していきたいです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:黒井夢乃
二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。