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「へーそうなんだ」ってそれだけ!?私の話に興味のない夫に悔しくなり…

生理中の育児がつらい。そんな女性が、夫に生理のつらさを理解してもらうため、アプリで「生理予定日のシェア」をしたそうです。そして、夫に生理痛の大変さを印象づけるため、さらにおこなった「あること」とは……?

育児中の生理のつらさをわかってくれない夫のイメージ

 

生理期間中の育児は何かとつらいもの。せめて生理期間中は、少し夫に家事や育児を頼みたい気持ちにもなります。今回は、ある表現を使い、生理日を夫と共有した結果、「生理期間中もきちんと家事・育児をしなければ」と縛られていた気持ちがラクになった私のエピソードをご紹介します。

 

納得! 生理のしくみは陣痛と同じ!

子どもが2歳半のころ。感情のコントロールが効きづらくなる生理期間中の育児は、子どものイヤイヤ期も重なって、心身ともに非常につらいものでした。

 

そんなとき、ふとテレビ番組を見ていたところ「生理」の特集が。その特集の内容は「生理のとき、子宮は陣痛時と同じような収縮の動きをしている。だから痛みがあるし、体もしんどくなる」というもの。それを聞いた私は「だから生理中ってこんなにもつらいんだ」と、すっと腑に落ちました。

 

興奮しながら伝えるも、夫の反応は…

それまで生理を理由に育児を休んだり、料理に手を抜いたりしたことがほとんどなかった私。「これはチャンス! 」とばかりに、夫に生理のつらさをアピールして共感してもらおうと思いました。

 

夫は立ち会い出産を経験しているし、生理は陣痛と同じしくみなんだと伝えれば、きっと夫にもこのつらさをわかってもらえるはず。少し興奮気味になった私は、いち早く夫にこの話題を伝えました。しかし予想に反して「へーそうなんだ」と、軽~い返事しか返ってきませんでした。

 

アプリで生理予定日を共有。命名がカギ!

夫の軽い返事に何だか悔しくなった私は、スケジュール共有アプリを使って毎月の生理予定日を登録しておくことにしました。ここで大事なのがスケジュール名。「生理予定日」ではなく、わが家ではあえて「陣痛予定日」と命名し、「生理でつらい日」であることを“見える化”する習慣をスタートさせました。

 

それからしばらくすると、この命名法のおかげか「今週から生理で大変だね」と夫が体調を気づかってくれるように!! さらに、生理の日は率先して料理をしてくれたり、子どもと出かけて私がゆっくり体を休めるようにしてくれたりと、夫の行動が変わってきました。

 

 

夫婦で生理日を共有することで、私にとっては「生理の日は夫からの愛情を感じられる日」となり、結果的に私たち家族のきずなを深めました。生理日になるといつもすれ違っていた夫婦の感情も今では穏やかになり、あのとき行動してよかったと心から思っています。

 


監修/助産師REIKO

文/和希こう

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