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「妊娠中のスナック菓子の食べ方」について管理栄養士が教えます!

この記事では、管理栄養士の富田チヤコさんが、妊娠中のスナック菓子の食べ方について解説しています。

スナック菓子を食べるか悩む妊婦さん

 

サクサク、ポリポリ。家にあると、つい食べたくなるのがスナック菓子です。特に深夜、小腹が空いたときにスナック菓子に手を伸ばし、気が付けばひと袋をペロッと食べてしまう、なんてことはありませんか?

 

妊娠中はおやつの食べ方を見直すいい機会です。今回は、妊娠中のスナック菓子の食べ方についてお伝えします。

 

そもそも、スナック菓子はどんなお菓子?

気軽に食べることができるスナック菓子は、いもやとうもろこし、小麦粉を加工して油で揚げたものです。たとえば、ポテトチップスはサクサクしておいしいのですが、油で揚げているため高カロリー。塩分や食品添加物もたくさん含まれています。

 

また、スナック菓子にはリンが多く含まれています。リンには、カルシウムと結びつき、カルシウムの吸収を妨げる性質があります。妊娠中は赤ちゃんの体を作り、ママの体を維持するために、カルシウムが普段以上に必要な時期です。

 

このため、妊娠中にスナック菓子を食べることは、できるだけ控える必要があります。

 

スナック菓子はお皿に取り分けてから!

どうしても市販されているスナック菓子を食べたいときは、袋を開けたままの状態で食べるのではなく、おやつで食べる分だけ、お皿に取り分けてから食べるようにしましょう。また、パッケージに書かれているカロリーや塩分も必ず確認すること。

 

できるだけ塩分やカロリーの少ないものを選び、1回に食べる量を自分でコントロールしながら食べましょう。

 

おやつはスナック菓子以外もある!

スナック菓子もコンビニやスーパーで買うのではなく、家で手作りすればカロリーや塩分を抑えることができます。たとえばポテトチップスは、薄く切ったじゃがいもを電子レンジで加熱すればOK。自家製ノンフライチップスが、あっという間にできますよ。

 

妊娠中の間食は、3回の食事で摂りきれない栄養を補うための食事です。3回の食事ではなかなか摂ることが難しい果物や乳製品も間食にはぴったり。できるだけスナック菓子以外のものを、間食で選ぶようにしましょう。

 

 

妊娠中は、多くの栄養が必要な時期です。カロリーや塩分の多いスナック菓子は、できるだけ控えること。もちろん、寝る前に食べると太る原因にもなるので要注意ですよ!

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    管理栄養士富田チヤコ
    フードライター&コピーライター

    管理栄養士で一男一女の母。大学卒業後、専業主婦時代に離乳食作りから食の重要性に気付き、管理栄養士・フードコーディネーター・消費生活コンサルタントの資格を取得。書籍や女性誌の栄養監修など、主に健康と食のジャンルを中心にフードライターとして活動中。わかりやすく、食の楽しさを伝えます。

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