フルーツの中でも好感度が高過ぎるいちご。しかし生であろうが冷凍であろうがとにかくお高い! そんないちごの冷凍が業務スーパーであれば500g入って198円(税抜き)で買えるのです。
“いちごオンリー”の冷凍もの、実はなかなか見つからない
実は私、同じベリー類でもブルーベリーやラズベリーは大して好きじゃありません。いちごが好きなだけなんです! しかし、冷凍フルーツでいちごだけのものを探すのはなかなか困難……。大概、いちごに加えてラズベリーやブルーベリーが入った「ミックスベリー」の状態で売られています。
しかも安いスーパーでも200g入り238円(税抜き)。仕方なく買ったとしてもラズベリーとブルーベリーの割合が多く、悲しいことにいちごはほとんど入っていません。なので今まではいちごオンリーの冷凍は「コストコ」で購入していました。
ところが「コストコ」の冷凍いちご、約3kgあってデカ過ぎるんです(お値段約1,500円)! 子ども用の枕くらいの大きさがあるので、これを買ってしまうと冷凍庫のほとんどを占領されてしまう……。しかも大粒なのはいいのですが、大粒ゆえか酸っぱ過ぎる! というわけでいつしか買うのをやめてしまいました……。
そんな経過があって見つけた業スーの「冷凍いちご」。正直、まったく期待していませんでした。でも500g入って198円、失敗したところであきらめのつく値段だったので購入。袋を開けた途端、いちごのいい香りが漂い、中粒のいちごがそろいます。
“究極のいちごミルクシェイク”が1年中楽しめる!
冷凍いちごはやはりそのまま食べるよりも、絶対的に“加工”に向いていると思うので、私はいつもまず“いちごミルクシェイク”を作ります。冷凍いちごのおいしさが“まんま”現れるので。しかも“いちごミルクシェイク”って街中のジューススタンドなんかで買うと高いですよね~! ほんの少量で1杯300円……。でも、家で作れば嫌というほど楽しめます(笑)。
【フルーツパーラーの味! いちごミルクシェイクの作り方】
●材料
「冷凍いちご」…10粒
牛乳…200~300ml
練乳、オリゴ糖(砂糖でも可)…お好みで(多めが美味!)
●作り方
すべての材料をミキサーに入れ、かくはんする。
コストコの冷凍いちごで作ったときは、相当量の練乳とオリゴ糖を入れないと酸っぱくて飲めませんでしたが、業スーの「冷凍いちご」はそこまで入れずともおいしくできます。でも、いちごミルクシェイクはしっかりと甘いほうがおいしいので、練乳もオリゴ糖も「ちょっと多いかな?」くらいの量を入れてください。
ちなみになんで甘味2種も入れるのか? オリゴ糖だけだとあっさりとした甘さになってそれはそれでおいしいのですが、ミルキーな甘さを持たせたいので練乳も合わせ使いしています。
もっとヘルシーに楽しみたい人は、牛乳の代わりにヨーグルトドリンクだけでミキサーにかけてもいいですよ。バナナと合わせて「ストロベリーバナナシェイク」も子どもに人気です。
20分で簡単にできる、万能いちごソース
そしてもう1品。こちら20分もあれば作れるいちごソースです。冷凍いちごを使うので、洗ったり、ヘタ取りをしたりの手間もいらないですし、材料も極シンプル。しかもいろいろなものに使えるので、作っておくとかなり便利! ただし保存料など一切使っていないので、粗熱が取れたらすぐに冷蔵庫に入れ、早めに食べ切ってください。
【余計なもの一切なし! シンプルいちごソースの作り方】
●材料
「冷凍いちご」…300g
砂糖…100g
あればレモン汁…スープスプーン1杯
●作り方
①小鍋に「冷凍いちご」を入れ、弱火~中火に10~15分かける。
※溶けてアクが出てくるのでこまめに取る。
②①に砂糖を加えて、約3分煮る。あれば色止めのため、レモン汁を加える。
このいちごソースさえあれば、まるでホテルの朝食みたいな贅沢ないちごジャムトーストも味わえます。水など一切加えていないので、濃厚ないちごのおいしさを味わえます。
もちろんヨーグルトにかけたり、バニラアイスにかけたり……パンケーキのトッピングにも使えます。お菓子作りをする人は、“材料”としても使えますよね。
たった198円でとことん楽しませてくれる業スーの「冷凍いちご」。ぜひ楽しんでみてください。
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著者:中田ぷう
業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。