「PMS(月経前症候群)」より精神的症状が重い「PMDD(月経前不快気分障害)」持ちのママ、なおたろーさん。イライラしたり、不安になったり、うつ症状が出たり……。そんな重いPMDDを体験したエピソードです。
こんにちは、なおたろーです。
前回、PMDD症状改善のため、低用量ピルについて医師から説明を受け、処方してもらったところまでお話ししました。
低用量ピルには種類もたくさんあり、効果も人それぞれですが、私の場合、それまであった鬱症状や自傷行為が、低用量ピルを飲み始めてから一切なくなりました。こんなにも毎日が過ごしやすくなったのは、初潮を迎えてから初めてなんじゃないかと思ったくらいでした。
そして、私は子どもたちのことを考えたらもっと早く飲むべきだった、と思います。
PMDDで辛かったことはたくさんありますが、いちばん嫌だったのが、子どもたちに八つ当たりしてしまうことと、相槌すら打てないことでした。まともに子育てできない状況がつらくて、申し訳なくて……。
その半面、私は「自分は専業主婦だし…」「我慢すればいいものを、私なんかが病院に行くだなんて…」とマイナスに考えて、なかなか病院に行こうとしませんでした。でも、自分の体としっかり向き合うことがどれだけ大切なことか、子供たちの笑顔を見て実感しました。
毎日快適に過ごせるようになったこと。
子どもたちと会話ができるようになったこと。
生理に関するストレスが軽減されたこと。
低用量ピルを飲んでよかったなぁと思います。
そして、「病院に行くという行動を起こした」自分を褒めたいなと思います。
あと、ホルモンが安定したことで、イライラしているときは本当にイライラしているんだなと思えるようになりました(笑)。それまでは本当にイライラしているのか、ホルモンの影響でイライラしているのかわからなかったので……。
また、生理痛がほとんどなくなったのには、ビックリしました!
それまでは生理1日目と2日目はお腹も腰もすっごく痛いし、貧血も起こすし、ひどいときは動けないくらいだったし……。でも、それまではそれが当たり前だったから、「私は重いタイプなんだ」とか思わなかったし、薬を飲んで我慢するものだと思ってたけど、そんなわずらわしさから解放されたのが本当にうれしい……(;∀;)
飲み始めてよかったと思ったと同時に、もっと早く病院に行けばよかったと後悔しました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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